若者には理解出来ない、2人に1人は高齢者が暮らす限界集落での深刻な移動手段を痛感 と 少し良い話し

     
美味しい柿とコーヒーを頂いた。 161114_%e6%9f%bf%e3%81%a8%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%92%e3%83%bc%e4%b8%89%e5%b0%be%e5%8d%97

今日お話しするのは、私も今回の出来事が起こるまで、漠然としていて、理解出来なかったことだか、自家用車を持たない高齢者にとっては、深刻な問題であり、自分たちも歳をとった時に、どうしなければならないのかを打ちつけられたように感じるテーマだ。

田舎暮らしは、良いこともあれば、辛いこともある。 そして、個人の力では、どうしようもないこともある。 先日、勤務先の速川地区の池田食堂が定休日だったので、 街中の川村食堂へ その帰り道に、速川地区のおばあちゃんが、氷見市役所前のバス停で、待っている姿をみつけた。 私:「こんにちは、今から速川公民館まで向かいますが、乗りますか?」 と声掛け。 婆ちゃん:「助かるわ。バスに乗り遅れて、どうしようか、悩んでいたところなの」 そう言って、軽トラックの助手席に乗ってもらって、久しぶりの女性を乗せて速川までのドライブ 婆ちゃんの話しだと、乗り遅れたバスの次のバスが来るまでに3時間ほど待たなければならないらしい。 寒空の中、ベンチもなく、3時間は、若い人にも応える。 婆ちゃんが、街中に出たのは、大量のお薬を病院に行ってもらうため。

平日の日中は、子供が仕事を休んで付きそうのは、なかなか難しい。

婆ちゃんを自宅前まで送迎し、降ろした後、 「ちょっと待っててね」 と言われ、缶コーヒー三本と柿を頂いた。ありがたいことである。 氷見市には、社会福祉協議会が運営するバスや協議会を立ち上げ独自のバスを運行させる地来もあるが、今回の速川地区では、社会福祉協議会のバス利用を婆ちゃんはしらかったと思われる。 私の住む仏生寺地区でも、ハトムギワゴンなるバスが運行しているようだ。 しかし、仏生寺地区の私の在所・脇之谷内での利用者数は、あまり無いらしい。  

【求める人に届く情報発信の仕方】

良い情報であっても、情報を知りたい人に届かなければ、意味がない。 今回は、高齢者の移動手段だったが、それ以外でも、意外と情報手段って、求める人に届かずに、発信され続けている。 発信する側は、WEB発信やチラシを配布すれば、知って欲しい人に届くと勘違いしている発信者もいるのが、辛い。それでいて、集客出来なくても、仲間内をむりやり集めたりして数合わせで行われ、一定の結果が出ているようなイベントも私の廻りでは、少なくない。

人が集まらないことには、

主催者側の情報発信の仕組みに問題がある。

 私自身は、大きなことは、まだまだ言えないが、かつて無名であった大長谷を富山県内で知っている人が増えるまで積み重ねた実績経験や、氷見市地域おこし協力隊として赴任してから、数々のイベントを募集人数に満たすために行ってきたその時々、情報を知って欲しい人に届くように努力しながら情報発信を行い成功してきた経験と実績がある。 もっと、発信者側には、受け手の立場になって、一辺倒な情報発信をせず、受け手が一番届くような情報発信を強く意識し、それに気付いて欲しい。  

【都市農村交流でも出来る事】

限界集落のような地域でも、都市農村交流が盛んに行わていれば、都市部の住民の人たちが、無償で自動車に乗せて街まで行ける仕組みが出来る。 私自身も、大長谷時代、家に帰るついでだったり、大長谷から街へ一緒に買い物や用事を行いにドライブをしたりしていた。 都市住民も、田舎の人も、身内ではない人に、遠慮する。けど、遠慮しないで、遠い親戚のような関係が構築できるようになれたら、素晴らしい。 大長谷時代でも、街まで出かけた時、その時ではなくても、旬の時に里山の美味しい野菜や山菜やキノコを頂けたりする。 また、里山で都市農村交流のイベントをするときに、協力なスタッフになってくれたりもする。 だから、これからなりうる高齢化の里山において、都市農村交流をしながら、都市と里山が一緒になって地域をよくしていくとこも大事だと感じるし、そんな仕組みのモデルケースをつくりあげていきたい。   【全国の地域おこし協力隊へのお願い】 若い地域おこし協力隊は、年配者と群がらないというより、自分たちが好きなこと、楽しいことばかりしていて、それに年配者が付いていけずに、さらに疎遠になっていく傾向がある。 また、活動と称して、都市部の若者にむけてのイベントや交流関係の構築に偏ってしまうことがある。 今回の私のように、地域に住む人々ともっと多く関わって欲しい。そうすれば、行政の見えない地域課題が見えてきたり、そこに、あなた方の得意とするスキルを発揮し、起業に結び付くチャンスがあるのだから。 苦手な部分、叱られること、人に非難されるのを恐れ、ゆるゆるで、何となくの3年間を過ごし、3年後には、逃げていくのは、自分自身にとって良いのかもしれないが、地域にとって、迷惑であったりする場合もある。 今全国で地域おこし協力隊の批判記事が多いのと、地域おこし協力隊OBの愚痴がネットで広く見受けられるようになっているが、その種を作っているのは、自分たち地域おこし協力隊自身が、もっと考えて行動しなかったことにも原因があると思う。 行政や地域の人々の生にしないで、地域にもっと溶け込んで欲しいと願いたい。   未完成の記事だが、これからも定期的にこの記事を改訂し、人々が豊かに暮らせる都市農村交流を作り上げていきたい。そのための起業準備をあと1年半で行っていくには、あまりにも時間がたりない。本ブログを読んで共感してくれる人々が、増えていることに感謝します。

1日1回、にほんブログ村へクリックして頂くと、氷見・富山の情報が多くの人に広がります。
『ポチっと、クリック』ご協力願います。

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富山県情報へ

にほんブログ村

1
シェア
ツイート