2019/03/08
２０１８年秋から、富山新聞社の呉西地区の記事が面白い。
記者の人事異動があったことが直接的な大きな要因でああるが、
他の地域の記事も
「へー そうんだ」
と感心させられることが目立つ。
特に
私の在住する氷見市での記事についても、実情を知っているだけに
プロのマスメディアが深堀して、普段知られていない地域の情報を深く掘り下げて
丁寧に記事にされていることに感服する。
例えば
・脇之谷内で新たに事業をおこした橋本武志君の 夢庭カヤノヒメ
・民宿いけもりのクラウドファンディングで街中ゲストハウス
・氷見市地域おこし協力隊３期生の活動
・速川地区小窪廃寺の動画試写会発表
１月１１日 夢庭カヤノヒメ の 富山新聞 朝刊 県内総合２０面
２月５日 池森クラウドファンディング 富山新聞朝刊 地域社会２７面
などが、他社よりも丁寧に、熱くかつ面白くきめ細かく取材され記事となっている。
私自身の感想だが、記者が変わったことにより、取材に対しての時間のかけ方が濃く、痒いところに手が届く質問を投げかけてくれる。
だから、取材されていても自分自身がはっと気付き、それが活動の濃い部分となって記事の内容に深さが増しているように感じる。
また、事前のプレスリリースで、こちらが丁寧にマスメディアが必要とする情報を発信しておけば、記者さんの質問の幅を広げられる。
私見になるが、富山県内発行部数５５％のシェアをほこる北日本新聞は、地元富山県でたくさんの取材をしなければななないので、行間も狭く、記事取り扱い件数も多い。
発行部数富山県内第３位の富山新聞は、呉西地区で強く、記事内容をよりえりすぐったものに仕分けし、さらに行間を広く年配者にも見やすくされているように感じる。
ちなみに読売新聞は、社主であった正力松太郎や小林與三次の故郷であるため、コアなファンが多いと思われる。
いきいきしたおばあちゃんは、「地域遺産」
２０１９年３月６日（水）脇之谷内里山づくり実行委員会が、富山県でもなかなか招致出来ない図司直也法政大学教授を招致した。
テーマは、「農村再生と関係人口」のための研究会 と銘打ち、今回実際に参加出来なかった多くの人々にも共感を与えてくれる記事内容で、かつ伝えたいことが伝えらている良い記事にしてくださったことに感謝したい。
3月８日（金） 富山新聞社 朝刊
富山県内には、素敵なおばあちゃんが多数いるが、なかなか活躍される機会が与えられていないように感じる。私自身の氷見での活動において、床鍋のおばあちゃんと同じくらいに頑張っていただいているのが、脇之谷内のおばあちゃん。
彼女たちが、いきいきしていると、まわりの人たちも幸せになれる。
脇之谷内で開催しているキムチ教室では、そんなおばあちゃんたちと会話が出来ることが、キムチを作ることよりも素晴らしい機会であり、参加者の皆さんが満足される地域資源でもある。
キムチ教室の様子
３月２３日に開催します。まだ若干の空席あり
大好評！婆ちゃんと一緒に贅沢キムチ作りと田舎料理のランチ付き
大好評！婆ちゃんと一緒に贅沢キムチ作りと田舎料理のランチ付き
【前日からの打ち合わせ】
記事内容が深く、記載内容が３段落ちになる場合、
前日や取材が終わってからも電話で取材打ち合わせが入りったりすることが多い。
特に今回も前日から電話で、
「稲垣さん、今回の研究会は単にやったことだけにするのでしょうか？」
と 鋭い質問を言われた。
確かに、そうだ！
それだけで終わらすには、本当にもったいない。
講演１時間、質問時間を３０分取っていたが、通常の講演会では質問すらされない場合も少なくない。
そんなことから、前日深夜から、ワークショップが抜けていることに気づき再度プログラムを組みなおし、図司先生に確認。
当日朝に、ワークショップ開催が決定した。
ワークショップを行ったことで、予想以上に会場が盛り上がった。
しかも、年齢層・職種・男女はかなり幅広い１０代から８０代が集まった研究会は富山県内でも初めてではなかろうか・・・。
「農村再生と関係人口」のための研究会でのワークショップの様子
本研究会の活動内容は、こちらに詳細を記載しています
田園回帰”時代の農村再生_図司直也法政大学教授他５０名、氷見の里山で初の研究会を開催
/blog/17879
地域活性化・地域づくりについても、マスメディアの皆さんから教えられるヒントは多い。
今回も、富山新聞の記者さんには、この場を借りて感謝します。
ありがとうございました。
