氷見×女子大生×農林業=(国際+里山)交流

     

2020年2月20日から3月19日まで、氷見市の里山各地で、

ベルギー、スペイン、日本の大学生5名が氷見の里山に来訪し、地域の人々の営みに触れる体験活動(国際ワークキャンプ)が行われる。

主宰は、

 若者を送り出す NGO NICE https://www.nice1.gr.jp/

 若者を受け入れる私たちの団体 ひみ里山くらぶ

2月10日、11日の2日間、体験活動をする若者のリーダー2名が下見のために氷見の各地に訪れた。

 

国際ワークキャンプとは

NGO NICE と富山県のかかわり

氷見里山 現地下見・打ち合わせ

 

国際ワークキャンプとは

 「国際ワークキャンプ」とは、世界中のCCIVS(国際ボランティア活動調整委員会)に加盟する各国のNGOが共通のルールと基準のもと、「世界中のボランティアが2~3週間共に暮らし、住民と環境や福祉などに取り組む国際協力事業」である。

1920年、第一次世界大戦後に互いの理解不足でいかに多くの血が流されたかを痛感したドイツ・フランスの若者が、フランスで一緒に農地を再建したボランティア活動から始まり、現在は、100カ国約3,000カ所の地域で国際ワークキャンプが開催されている。

文部科学省のホームページでもNGO NICEの活動は紹介され、全国各地で受け入れられている。

文部科学省でのNICEの活動紹介ページ  https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/npo/npo-vol4/1316927.htm

 

NGO NICE と富山県の関わり

 

富山県でNGO NICEのボランティア活動は、

大長谷(富山市)https://www.nice1.gr.jp/topics_detail30/id=12857

五箇山(南砺市)https://www.nice1.gr.jp/topics_detail18/id=4966

八代(氷見市)/blog/17058

で開催されてきました。

受け入れ各地で地域側からも評価が高い。

今回ひみ里山くらぶでは、海外の若者と日本の若者が一緒になってボランティア活動をする国際ワークキャンプを初開催する。

 

氷見里山 現地下見・打ち合わせ 

2月10日(月)から11日㈫まで、月末に開催される国際ワークキャンプのリーダー2名が来訪しました。

2月10日午前中は、NICE北陸支部長の水口さんと今月末から開催される海外ワークキャンプのリーダー2名による連絡事項の調整。

我が家に訪れたのは、13時30分頃から2時間程度、受け入れ側の質疑応答、打ち合わせが行われました。

 

宿泊施設内観(脇之谷内)

その後、宿泊施設を見学。

氷見の里山らしい築50年程度の古民家 水回りはリホームされていますが、

昔ながらの木造建築、本当に寒いよ 

と 釘をさしておきましたが、NICEのメンバーから星5つの宿評価を頂きました。

 

外観

 

部屋 15DK 程度 とにかく広い!

 

トイレ 男性用もついている

 

台所 固定グリルあり

 

浴室 ユニットバスにリホーム済

 

洗面台

 

速川地区挨拶(サツマイモ加工、文化体験)

宿泊施設を見学したあと、北陸支部長の水口氏は、福井の自宅に戻られた。

今回のリーダー2名を伴って速川地区にご挨拶。

速川地区のお手伝いとしては、干し芋づくり(週2~3日)の作業 や 焼き芋を直接販売(土日に道の駅 ひみ番屋街)を行います

NICEを受け入れする場合の地区課題は、生活費を受け入れ地域が負担することが条件であります。

ですから、生活費を捻出するのに、他の受け入れ地域では、NICE自らが、地域の特産品を販売して、活動資金を稼ぐことも行っている場合もあります。

今回のひみ里山くらぶでの海外ワークキャンプでは、2月29日㈯、3月1日㈰、7日㈯、8日㈰に氷見漁港場外市場ひみ番屋街にて焼き芋販売行う予定です。

干し芋作業でご指導してくれる人のお宅にお邪魔

ここのばあちゃんの作るキュウリの糠漬けは、手間暇かけて作られサイコーに美味しい

ばあちゃんにさっそく漬物をおねだりし、出してもらった

女子大生の彼女らも、素朴なキュウリの糠漬けに絶賛

自家製 キュウリの糠漬け これでご飯が何杯も頂ける

 

次にNPO法人速川活性化協議会理事長宅にご挨拶。

干し芋づくり(定期)、サツマイモの苗床づくり(3月上旬)、焼き芋販売の作業の確認を行う。

 

速川活性化協議会理事長宅の後、速川公民館事務局長兼まんが家の山下さんに挨拶。

 

山下公民館事務局長から速川の歴史や

万葉集編纂の第一人者で 

元号 「令和」 の名付け親 中西進先生と速川地区のゆかりについて解説

万葉集歌碑、大伴家持について説明する山下さん

 

山下さんの解説を聞いた後は、藁細工体験(3月中旬の休暇活用)でお世話になる 床鍋の婆ちゃん宅にお邪魔

氷見の里山の暮らしを女性の先輩としてアドバイス

たまたまいた親戚のおっちゃんもいろいろ彼女らに教えてくれた

 

 

昔ながらのこたつに入って、ミカン食べながら 楽しい会話

 

食材提供 神代鮮魚店

床鍋地区でばあちゃんとの会話のあとは、夕ご飯準備で、神代鮮魚店にご挨拶

すでに夜19時30分。

神代鮮魚店では、海外ワークキャンプの時にも食材提供をしていただける予定

刺身捌きを見学する女子大生リーダー

 

 

マグロの刺身をさばく神代さんと見学する

1000円分の刺身の盛り合わせ

ワサビから右側億時計回りで、

メジマグロ、タラ(子付け)、ヒラメ、アオリイカ

1000円分の刺身を買って、タイのフライ500円分を買ったらタラの粗と新物ワカメを戴けた

いつもながら、神代さんのサービスに感謝

頂いたタラの粗 手前 と 奥の 鯛のフライ 500円分

 

神代鮮魚店さんで、魚を買って 我が家に戻り、皆で夕ご飯準備

 

やく1時間かけて、完成

刺身盛り合わせ、 新ワカメの酢の物、白菜サラダ、キュウリの糠漬け、たら汁

本日の夕ご飯 お一人 375円 

NICEの食費は、1日3食でお一人予算500円なので、本日は少し贅沢

一汁一菜 

実際に、彼女らに ご馳走だったと言われてます。

我が家の食卓

 

本日のメイン その2 たらの粗汁

 

脇之谷内区長挨拶

翌日11日は、朝食を食べたあと、9時30分から居住地となる脇之谷内区長宅に挨拶。

2月23日㈰に脇之谷内地区では、毎年そば祭りも開催している。

今回の海外ワークキャンプのメンバーの顔合わせと地域の人々と一緒にコミュニケーションを深めるのと一貫して、そば祭り参加をお願いし快諾していただけた。

 

仏生寺椎茸園

脇之谷内区長宅のあとは、椎茸植菌の師匠、六田さんに挨拶。

実際に行う植菌作業やほだ木運搬作業に挑戦(1か月全体を通して)。

ほだ木にドリルで孔をあけて、駒菌を打ち込む作業を行った。

駒菌打ち込み作業

金槌をもって、駒菌を打ち込む作業

 

脇之谷内地区でのあいさつを終了後、11時30分頃八代に移動する。

八代環境パトロール隊の浅井事務局長と打ち合わせ。

八代地区では、側溝掃除、里山散策などを予定。

お昼時間と重なったため、富山特産の豆餅をいただいた。

お餅の中には、豆以外にも昆布が入っていて、富山らしく、味付けなしで、そのままパクリと頂けた

 

お餅を食べる NICE リーダー 

お昼は、お餅 奥はカリントウ デザートは、甘い苺

記念撮影

 

その他

ひみ里山くらぶでは、仏生寺地区 、速川地区、八代地区、稲積地区の受け入れだけに拘らず、窪小学校や仏生寺小学校での子供と大学生のふれあいや街中の飲食店との連携を考えています。

地域に刺激、変化をもららすには、よそ者、若者、馬鹿者 の3要素。

ひみの里山から、小さな改革がもたらせたら、次回以降、夏の農繁期のお手伝いにもつながる予感(^O^)/

 

 

こうして、20日からの海外ワークキャンプの下見打ち合わせ、現地確認は終了

NICEの皆さん、ひみ里山くらぶでは、いろいろな地域の農作業ボランティアを行います。

皆さんの来訪を心待ちしています。

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