2017/02/07
この本には、私が行いたいこと、現在行っている活動の意味が、全て文字としてつめられている。
そして、私自身の進むべき道を後押ししてくれる1冊であった。
弟子屈町や飛騨古川町での成功事例の秘訣。
日本の若いスキーインストラクターが、スキーしか教えず、その地域の歴史や伝統から自然、化学まであらゆる現象をその場で解説する努力を怠ってリピーター確保になっていないこと。
住民主体で行政参加の組織に1本化について。
格安ホテルチェーンが地域を壊すことについて。
集客が激減した観光地では、満足度やリピーター獲得するための努力を怠っていたことことについて。
目先の利益を追わずに、箱ものを作らない全く売れないひどい体験プログラムやツアーを駄目なまま売り続けていることについて。
などなどの理由、進むべき方向性が、この1冊に入っており、氷見のどこにでもある里山で本に書かれていることと同じようなことを3次元化するように取り組んでいきます。
そして、多くの観光関係に携わっている人、地域活性化に取り組んでいる人にも読んで頂きたい私がお勧めの1冊です。
著者:藻谷浩介 1964年(昭和39年)山口県生まれ
日本総合研究所調査部主席研究員、日本政策投資銀行地域企画部特別顧問(非常勤)、地域エコノミスト
著者:山田桂一郎 1965年(昭和40年)三重県生まれ
観光カリスマ、JTIC.SWISS代表。観光立国スイスで知見を元に、日本各地で地域振興や観光地再生の事業を手掛けている。とやま観光未来創造塾主任教授


「観光立国の正体」著者と一緒に記念撮影
左:藻谷浩介氏 中央:私 右:山田桂一郎氏
平成28年9月8日 とやま観光未来創造塾特別講義終了後にて
山田桂一郎氏は、とやま観光未来創造塾の主任教授であり、私自身が、平成27年度とやま観光未来創造塾観光魅力アップコース観光地域リーダー専攻を受講したことから、親交が深まっています。藻谷浩介氏も、とやま観光未来創造塾他、富山県内でも様々な団体から講演依頼をされており、頻繁に富山県に訪れています。