SNSが出来ぬ受入れた年寄りが可哀そう/元新居浜市別子山地域おこし協力隊から思う事

     

私自身含めた、地域おこし協力隊と地域の関わり

 私自身、氷見市の中山間地域で地域おこし協力隊(平成27年度~29年度)となり、

地域の人々に受け入れられ、そのまま定住した元地域おこし協力隊。

協力隊時代から、畑や田んぼの管理を任され、

1年目は、畑3反ほど

2年目、畑6反、田んぼ6反、草刈りのみの田んぼ5反

3年目、畑6反、田んぼ6反、草刈りのみの管理の田んぼ5反

4年目、畑12反、田んぼ6反、草刈りのみの管理の田んぼ5反、

今は、畑3反、田んぼ9反、草刈りのみの管理の田んぼ5反、くぬぎ山10反、

とオーバーワークがちで農林業に従事していますが、

正直年収は、低く最低賃金にも到達していない。

地域で培われてきた既存の農業で生計を成り立てるのは、相当に厳しい。

行政では、移住定住で先輩OBの活躍と称してPRされているが、

行政支援無しで民間相手に起業している人は、どれだけ存在するのだろう。

今回のY君の問題youtube動画に限らず全国の地域おこし協力隊制度の中で、

3年間の地域おこし協力隊任期終了後に、地域も地域おこし協力隊もWINWINの関係を構築するには、

下記の2つのことを、地域も行政も地域おこし協力隊も事業計画を理解して進めなければならない。

「地域おこし協力隊の活動中に考えた事業で、地域にどれだけ恩恵を受ける人がいて、地域貢献になっているのか」

大抵の協力隊員が考えた事業は、誰かのパクリで、打ち上げ花火のような単発的なものが多く、自分だけ目立って地域に恩恵や地域貢献になっていないケースが多い。自分だけが恩恵を預かるような事業で、独り独占的に儲けに走ると、地域からのしっぺ返しが来る。

「地域おこし協力隊退任後の、地域おこし協力隊活動内容で、起業し継続出来ているのか?マネジメント力」

地域おこし協力隊退任後に起業準備金として100万円支給される。しかし、起業しても3年経たずに辞めている人が多い。

 

この2つのビジョンを協力隊前にある程度抱いている人と、

そうではなく、なんとなく漠然的に田舎暮らしを楽しみたいと考えている人では、

赴任直後からの気合も違うし、地域の受け入れ度合いも異なる。

そして、なんとなく漠然と田舎暮らしを楽しみたいと考えている人は、

今回のY君のような結果、それに近い地域とは絡まないで自分自身の世界に閉じこもってしまう傾向がある。

そして、ごもっともらしい言い訳をして、その地域から逃げて・去っていく。

富山県内の地域おこし協力隊においても上記2つのビジョンがなく、自分だけが楽しんでいる活動で、

その後地域に定住もせずに、逃げて行った地域おこし協力隊員も多い。

・地域が儲からないドッグランやマルシェ(需要をリサーチせずに集客出来ず)

・売れるターゲットを意識せずに自分自身の価値観で作ったタウン誌(2号を読みたいとは思わずに1回で閉刊)

・生産物に携わらず生産物の本当の苦労をしらずに販売(付加価値を付けられない)

・地域に溶け込んでいないのにも関わらず都会で移住斡旋(自然や食べ物だけでPR。富山の◎◎素敵な場所だと上辺だけで当の本人は、3年任期で帰省)

などなど、失敗事例は多数あるのに、それを各市町村担当者も県も分析し次につなげようとせず、レベルの低い活動を行っているケースが続いている。

もし、過去の失敗を成功へのステップとして、つなげることをしていれば富山県全体の地域づくりにつながるのに、

失敗を財産と考えないで恥やそこで終止符を打ち、曖昧にする行政が情けない。

最新情報ではないですが、氷見市地域おこし協力隊の退任後などについての関連ブログは、こちら

地域おこし協力隊起業失敗とJターン女子成功から学ぶ田舎の繁盛店3つのポイント
/blog/20180

ですから、私自分のブログを通して厳新しく都会から田舎に移住されてくる人々に対し、

もっと慎重になって欲しいと願っ情報発信を行っている。

 

再生回数380万回「#移住失敗」でバズった動画

 2023年1月に、元別子山地域おこし協力隊員(愛媛県新居浜市)Y君が、地元の団体と関係性が劣化し、

#移住失敗 もう限界で引っ越します 

という動画配信で、452万回再生されています(23年7月24日現在)。

上記の元別子山地域おこし協力隊の動画を2023年2月ごろに見たとき、

youtubeでは、Y君を援護するようなコメントが多く、地域のじいちゃんたちを援護するようなコメントが無かった。

それもそのはず、Y君を援護するような人は、都会人であり、

田舎の厳しさをしらず、夢ばかり語る口先だけでネットを操れる都会人のコメント。

 

 

それに比べて田舎のじいちゃんたちなんて、せいぜい孫とのラインでメールを交わすほどのレベル。

だから、田舎のじいちゃんたちが、youtubeで動画撮影や編集なんて出来るわけがなく、

彼の意見に反論する方法が無い弱者である。

また、田舎から逃げた若者も自分を正当化するようにここぞとばかり田舎の悪口を言ってY君の味方をする。

 SNS好きの都会人から見たら、田舎だって若者(生産人口15歳から65歳未満)がいるだろうと思われるが、

確かに田舎にも2世帯、3世帯で暮らしている若者もいるが、彼らは、日々の暮らしで精一杯で、

youtubeやブログでの投稿なんて1つ作るのに8時間以上かかるので、やる時間が無い。

また、山村に住む人々は、とかく目立ちたがらない

2番手や黒子なら地域のボスの配下のもと、積極的に応援してくれるが、

リーダーシップやこのようなSNSでの書き込みをして個人名がわかると、

どんな良いことを書いても

陰口をたたかれるので、反論や投稿、情報発信をしたがらない。

このような理由から、元別子山地域おこし協力隊のY君に対して、

一方的な動画だと感じて、素直に彼の言われていることに共感できなかった。

 

NHK放送でのテレビ局の取材不足?間違いや勘違い

 先日のNHK放送の

HUMANドキュメント&クローズアップ現代(以下;NHKクロ現)(2023.04.07放送)を見て、

NHKクロ現の放送で、天下のNHKが取材不足?、間違いや勘違いがあるように指摘する。

NHKHUMANドキュメント&クローズアップ現代
https://fb.watch/lMitShLij8/

 

《協力隊と受入れ団体の時系列の間違い》

まず、このNHKスペシャルで時系列が間違っているように感じた。

古民家の改修動画を始めてから、地域の団体のトップの人がイノシシ猟に誘ってくれたとあるが、

事実は、地域の団体のトップが地域の人々と親睦を深めるためにイノシシ猟に誘ってくれて、

そのあとに古民家を提供してくれる人が現れたという時系列でありNHKは、Y君のストーリーを自分たちの都合よく書き換えていないのか?

なぜなら、地域おこし協力隊の制度は、

行政(市町村)が、地元の団体に地域おこし協力隊の募集をし、

そこから地元の団体が事業計画書を作成、

行政が認めた団体の活動をもとに、地域おこし協力隊を広く募集するからである。

空き屋の改修作業は、Y君が着任した後に考えた8割の自由活動であり、

着任前から空き家の選定まで行政や地域が支援していたとは考えにくい。

 

新居浜市事務事業評価表

受入れ団体がないと、単なる行政の下請け仕事でしからなく、そのようなことに総務省が支援するわけはない。

また、受け入れ団体がなく、あやふやな場合は、個人での申請など、地域の活性化というより、個人のお手伝いは、

個人事業主の営利目的になりかねないので応募前にどの団体に属するのか決定してから地域おこし協力隊を募集するのが当然である。

新居浜市役所が作成した平成30年度事務事業評価表。

平成30年度事務事業評価表

 

 

ここでは、

地域自治連合組織が事業主体として実施している「別子山未来プロジェクト事業」への協力、

地域連合会、別子山の未来を考える会からは、協力隊員を増進して欲しい旨の要望が強いため、31年度は4名分の予算

との記述があるように、未来を考える会が主体であることが明確になっている。

しかし、平成30年度の事務事業評価表において、2名が辞めていることを問題視せず

計画通りに進めるのが適当と自分たちを自画自賛するような評価はいかがなものか・・・。

また、この当時に市議会議員の誰か1名でも指摘していれば、今回のようなことは、起こらなかっただろう。

 未来を考える会のおっちゃんたちなんて、言い方悪いのかもしれないが

自分たちの世界しか見えないのだから、

都会の常識と田舎の非常識、田舎の常識と都会の非常識を理解するには、

誰か未来を考える会とY君の間に入れるクッション的な仲介役が必要なのだが、

その仲介役となる存在が今治市や愛媛県には不在であったのだろうと推測が出来る。

 

2名辞めた時にも行政や受入れ団体が不具合の原因究明を行わず、

田舎の考え方の、なあなあで流したり、オブラートに包んでうやむやにする傾向がある。

令和3年度事務事業評価表においては、地域おこし協力隊と問題があったからなのか

平成30年度事務事業評価表には、しっかりと書かれていた固有名詞(別子山未来プロジェクト、別子山未来を考える会)

が消えて曖昧な表現に書き換えられていた。

令和3年度事務事業評価表

 

 

 

《協力隊業務・孤立して自分のことしか出来なくなる》

元別子山地域おこし協力隊員Y君の動画の中でも、初めに狩猟に参加をしている。

NHKクロ現では、古民家の改修が先に行われ、そのあとに狩猟に誘われたと取材しているが、

愛媛県のイノシシの狩猟猟期は、11月15日から2月15日までである。

猟友会の中に、別子山地域未来を考える会(以下;未来を考える会)のトップの方がいることから、

狩猟を通して、未来を考える会の話題が出ていたことは想定出来るし、

狩猟を通してイノシシ肉での地域活性化を地域が望んでいたのにも関わらず、

Y君は、そういった地域の特産品をPRにおいても、すでに孤立が始まり

自分のやりたいこと=古民家改修にしか専念できなくなってしまったのではないだろうか。

Y君に限らず、このような地域や受入れ団体に溶け込めないで、自分のことしか出来なくなる地域おこし協力隊活動の

ケースも多く存在するし、それを多くの行政機関は、黙認をしている。

 

《サトウカエデの本数の間違い》

1haの山林で、180本のサトウカエデ

公益財団法人えひめ地域活力創造センターの情報発信では、1800本と記述があり、http://www.ecpr.or.jp/pdf/kyoudoutai1_15/niihama_besshiyama15.pdf

また、2021.02.02の新居浜ライフでは、新居浜市地域おこし協力隊OBが1500本のサトウカエデを植えていると記述があることから、

NHK側の取材の単純ミスであると断定する。

そして、NHK側もY君の言い分を多く流し、未来を考える会の人々との話し合いが少なかったことで、

未来を考える会の実情が、このような適当な1/10の数字を出したのだろうと考える。

 

《草刈りの疑問》

NHKドキュメンタリーの中で、元地域おこし協力隊が、

受入れ団体から草刈りを相談され、

「草刈りが必要になったら、じゃあ僕やりますわ」

と言ってやったこともあったと発言しているが、事実確認が取れていないように感じる。

なぜなら、彼は、2021年の12月に新居浜市地域おこし協力隊に着任し、

2022年4月には、受け入れ団体(未来を考える会)と疎遠になって活動に参加していないことになっている。

田舎の人ならわかるが、12月から4月までは、気温が低く、草は伸びない。

だから、草刈りをしたと彼が言っているが、本当に、サトウカエデの山で草刈りをやったのか

また、彼の持っている刈り払い機は、電動式であり、山の草刈りを行うのに電動式刈り払い機は、ありえない。

彼自身のyoutubeには、サトウカエデの草刈りをしたとは、言っておらず、

受入れ団体の活動ではなく、地域の共同作業である道路の草刈りをしたことを地域おこし協力隊活動として勘違いしているようにうかがえる。

このあたりからも、NHK側が、受け入れ団体に公平な目線じゃなく、彼に優位な部分を放送させているように感じた。

 

《地域の困りごと・絶対条件ではない》

NHKドキュメンタリーでY君の発言で、「地域の困りごとが、未来を考える会が絶対条件ではない」と主張するが、

大人げない。

Y君のように前職からいきなり地域おこし協力隊になって田舎に入ってくる人々が年々増えている。

いきなり入って成功する人もいるだろうが、都会での不景気で居場所が無い人が田舎に移住するケースが多いので

このようなトラブルを行さないためにも、もっと都会の人々は、田舎のことを理解して覚悟してから移住して欲しい。

私自身も、彼のような都会人が田舎でトラブルになることが理解できるので、

日々このブログで農村の厳しさ、喜び、学び、気付きを綴って発信している。

 田舎の人々は、受け入れ前と、初めはお客様扱いをしてくれるが、

実際に農村で暮らしていくと、自然の猛威が嫌でも襲ってくるので、厳しい言葉を発する人が多い。

それが、都会の人々からすると、口うるさく聞こえる場合がある。

私自身も、田舎に暮らしたいという関係人口の希望者に厳しく言うと、逃げ出してしまったことが何度もあった。

自然を相手にしない都会では、時間をかけて優しく諭せばという教育思想がまかり通るが、

田舎では、リアルタイムで襲ってくるので、大けがや死亡事故につながらないように、

タイミングによっては、厳しく接しなければならない状況が多々ある。

しかし、Y君に限らず都会暮らしをしてきた人が、田舎暮らし自然の猛威を舐めて考えている傾向が多々にある。

ここに、都会と田舎のズレが大きく存在する。

NHKの取材された方もどちらかというと、都会人だと思われるので、

本当の意味で田舎の人々が伝えたかったことが、伝わりきっていないようにも感じた。

 今回の地域おこし協力隊と受入れ地域(団体)とのズレについて、

NHKでは、サトウカエデの管理での赤字続きの草刈りを上げていたが、

私が思うには、「サトウカエデの草刈りをしたくなかった」だけの

元別子山地域おこし協力隊員のわがままだ。

そして、地域の困りごととは、個人の困りごとではなく、各種団体からの要望で地域おこし協力隊を動かすのがベストなのだが、

そういったことを各種団体からも要望を出てこず、Y君の別子山での孤立となっていることを

行政担当者が見過ごしていたのだろう。

 

ABEMA_Primeも地域の年寄りを置き去りにした偏った進行の進め方

NHKクロ現のあとにABEMA_Primeでもこの問題は、取り上げられた。

ひろゆきさんが冒頭でばっさり切ったコメントは痛快であったが、それで番組が終わってしまうので、

司会者がたじろいたように、ひろゆきさんの言われたことを濁したのは、残念だった。

考え方社会経験のない人が仕事を進めるのが下手だった

ABEMA_Prime(2023.04.21)放送においても、ひろゆきさんが、

「地方移住の問題じゃない」

「社会人経験の無い人が仕事を進めるのが下手だった」

とコメントしているが、

元地域おこし協力隊、新居浜市役所、未来を考える会 の3者のすべてが、

仕事をすすめるのが下手だったのだと私も同感。

 

多くの行政職員は、人のお金を1年間で消化するのは、得意だが、

人のお金で利益を生むことが特に下手。

受入れ団体に関しても、元別子山地域おこし協力隊員に8年間利益を上げていないと言われていた。

しかし、利益が上がらない事業とY君が批判するが、

総務省は、この別子山RE BORN~未来プロジェクトに平成25年度補正予算に

1000万円交付しており、 https://www.soumu.go.jp/main_content/000283922.pdf

その後も愛媛県や新居浜市からも手厚い補助金が毎年交付され続けていた。

Y君が言う8年間利益を出してないという持論で通るなら、

交付金を出した総務省や愛媛県、新居浜市に対しても批判的な意見ではないのだろうか?

もっと大きく言えば、Y君自身が、地域おこし協力隊として利益を出すような活動を行っているのなら

未来を考える会に対して文句を言ってもよいと思うが、何も実績も無い、経験値もない素人が

利益が出ていないと言うことが正しいとは思えない。

未来を考える会や行政にしても、自分たちの古い頭の中ではどうすることも出来ないから

都会の新しい考え方で利益を出して地域を活性化させて欲しいと願うスケベ根性があったと思うが、

今の地域おこし協力隊は、都会の会社勤めに疲れた自分探しをしている人が多く、

自営業もやったことがない、未経験者であり、地域に利益をもたらすのは、皆無だと思っていたほうがよい。

そういう点では、未来を考える会の代表も、彼にそこまで求めていないような発言だし、

ただ下草刈りをしながら、地域に溶け込んで欲しいという切実な願いだったのに、

それを無碍にしたY君は、大人げない。

 

募集要項・地域のじいちゃんたちの正当性の論点から逃げた

上記の事務事業評価表からも解るように、

今回の新居浜市では、別子山地域未来を考える会が協力隊を受け入れるために企画書を提出し、

受入れ団体の企画書が採用になったから、新居浜市が全国に地域おこし協力隊募集をしたのだと判断できる。

現に、ABEMA_Primeにおいても、受け入れ団体(未来を考える会)の会長は、

「募集要項は、我々が書いた」

と発言しているように、

未来を考える会が、地域おこし協力隊を受け入れるのに企画書を書いたと考えるほうが理にかなっている。

未来を考える会だけの問題ではなく、他の地域おこし協力隊でも言えることだが、

地域おこし協力隊の制度をしっかりと理解していないY君が、

受入れ団体(考える会)の活動だけをするものでもないし、

受入れ団体の活動を主にしながら、他の地域活動も行ってもよいのが地域おこし協力隊の制度だから、

元地域おこし協力隊が行政に言われた

「それ(未来を考える会)のが絶対条件ではなかった」

というのは、未来を考える会の活動を辞めるのではなく、

未来を考える会の活動をしながら、他の地域活動を行ってもよいということである。

募集要項には、

3年後の自立・企業を目指し、概ね8割を自分の活動テーマに、

2割を地域活動に充てて頂きます。

(1)新たな観光資源を発掘や着地型ツーリズムの企画

(2)有機農業・自然農法による農産物の栽培

(3)ご自身の得意分野・希望する分野で地域の活性化に役立つもの

と記述があった。

「地域の困っていることや活動活動でお手伝いできることがあれば僕も手伝います」

と言ったと自分の正当性を主張するが、上記のように

未来を考える会の活動2割程度にも協力しながら、残り8割を自分のテーマであるから、

彼の勘違いであり、それを注意しない行政の失態である。

そもそも、地域おこし協力隊の制度を事前に理解していれば、このような間違いは、起こらなかったし、

なぜ別子山にこだわる必要があるのか、彼の中での信念がなく、どこでもよいから、採用されればという

甘い気持ちで応募すると、このような地域と地域おこし協力隊のズレが起きるのは、当然である。

また、そもそもの地域おこし協力隊制度においても、

当然、ここまでの流れで、地域おこし協力隊の予算は、国の特別地方交付税だけで行うのか、

市町村単位のプラスの予算を使うのかも市議会で承認を得なければならないことであるから、

市議会が、地域おこし協力隊をしっかりと疑問をもっていれば、チェックは出来たはずである。

下記でも出てくるが、別子山においては、これまで8名の地域おこし協力隊が携わり、

2名しか地域に残っていないことを問題視してこなかったというのは、市議会と行政が、

当然だと思っていたことにも、反省するべきであるが、市議会も行政も自分たちが悪いとは考えず、

受入れ団体と地域おこし協力隊の考え方のズレだけで問題を片づけてしまうことは、

センスのない古い体質の市議会と行政団体であると私は考える。

別に、今回の別子山での問題は、別子山だけのことではなく、富山県内の行政団体でもいえることであり、

富山県や新居浜市に限らず他の市町村においても、田舎のプリンスでなりたっている市町村職員が、

適当な猿真似で、なあなあに流されて予算消化だけを考えているところは、少なくない。

 

Y君の理不尽な地域活動の言い訳

youtube動画の中で、Y君は、未来の会の活動を行わないかわりに、

県道の清掃、学校の草刈り、民家の片付け地域おこし協力隊の活動だと主張しているが、

これらの活動は、田舎に住んでいる人なら、誰もが当たり前のように行っていることであり、田舎に住む最低条件だ。

もし、Y君の言うことがまかり通るなら、田舎に暮らしている人全員に対して地域おこし協力隊としての資格があり

田舎に住む人々全員に行政は、お金を支払わなければならなくなる。

令和3年度事務事業評価表にも、地域おこし協力隊の募集する理由が、

「地域内の雇用先及び収入確保が出来る事業の創出を通じて定住人口や交流人口の増加」

を目的としていることからY君の2割の地域活動を全くしていなかったことにつながると判断できるし、

地域側が、「団体の活動以外が(地域協力隊の)地域活動と認めない」と話すのも納得がいく。

彼だけに限らず、近年の若者は、田舎の仕事も半人前にもできない、見ていないのに、

初めから文句を言うのは一人前、対等だと考えている人は、少なくない。

田舎の教え方なんて、一から十まで丁寧に教えるなんて、田舎のじいちゃん、ばあちゃんが出来るわけないし、

目で見て盗み、そうして何が悪かったのか、どうしたらよいのかある程度、地域側から任されるようになってから反論や意見、提言をするべきなのに、

下積みを嫌う傾向があるから、地域のじいちゃん、ばあちゃんは非常に可哀そうだ。

私のところでも、農業未経験の都会人が、少し慣れてきて3か月程度しかたっていないのに、

いきなり、手のひらを返したように、これまで教えてきたことを、労働対価だとか、

こちらがお願いしてもいないで自ら売りたいというから、生産物を渡したことも、

「生産者が可哀そうだから、売りにいってあげたのだ」と

自分中心で考える都会人の思考にびっくりしたこともある。

こうした、田舎の人々とは、想像もつかない理不尽な考え方の都会人、都会で挫折して

新天地の田舎で最初はチヤホヤされるので、調子こいて、天狗になるパターンは、少なくない。

下積み経験3年間は、行政からお金をもらっているのだから、文句を言わずに、地域の言われたことを取り組みながら、改善するべきであり、

もしそれが嫌なら、協力隊を辞めて、自分自身で起業して、自分のやりたいことをすればよい。

けど、彼は、地域活動もせずに、居座り続けていたことにも、地域の温情を感じる。

 

令和3年度別子山地域おこし協力隊事業内容

 

【行政が悪いのに誰も指摘しない】

 NHKもABEMA_Primeもそれにコメントを行う第三者も、

本当に悪いのは、どちらにも都合よいことを言って、

「ならぬことは、ならぬ」

と注意できなかった行政だと私は思うが、

行政批判を行わないのが今の日本の各地でまかり通っている。

行政といっても、地域おこし協力隊制度は、国は金を出すけど、口出しをしない制度であり

市町村は、国から金を貰うだけもらっとして、失敗しようが、自分のお金じゃないせいなのか

反省もせずに、適当に事業が成功したようにオブラートに包みこんで

国からお金をもらうだけもらおうとしいている。

別子山未来プロジェクトにおいても、平成26年度に総務省の補助金1000万円を頂いた。

Y君は8年間赤字だと非難するが、赤字であっても、別子山未来プロジェクトは、愛媛県や今治市に高い評価があるからこそ、

事業の運営費として県や市の補助金がそれ以降も交付され続けている。

故に、Y君が本当に地域のために怒るのなら、これまで何年も税金を交付してきた行政に対して文句を言うべきであり、

行政を批判せずに、現場で頑張ってきた地域のじいちゃんばあちゃんを非難するのは、よくないことである。

総務省
平成25年(補正)過疎地域等自立活性化推進交付金
<過疎集落等自立再生対策事業>

1000万円
https://www.soumu.go.jp/main_content/000283922.pdf

愛媛県

令和4年度県民活動提案公募事業実施団体 採択

 

また、地域おこし協力隊採用の際にも、未来を考える会の活動もしつつ、他の活動もしてもよい、

未来を考える会の活動を辞めてもらっては困る、

と言えない、途中退任されたら、行政担当者の責任を考えて曖昧に答えたのだろう。

氷見市においても、同じように募集要項と違って地域に溶け込まず、個人活動に専念しても3年間

任期をまかり通ることが許されるのが地域おこし協力隊制度の緩いところであり、

それはプラスでも働くけれど、マイナスでも働く。

今回は、マイナスになった行政職員の適当さがうかがえる。

 

市議会での議員と市長のやり取り

 

Y君の対応について、市議会議員が市に質問していたけど、答える市も協力隊と地域住民が悪者であって、

自分たち(市役所)の管理能力や、指導不足だということを認めていないのは、

元地域おこし協力隊と受入れ地域(団体)が非常にかわいそうだと感じた。

令和5年第1
https://www.city.niihama.lg.jp/site/gikai/kaigiroku2023-1-2.html#11

令和5年第1回新居浜市定例議会議事録第2号より

山本健十郎市議会議員の質問 石川勝行市長の答弁 NOMACHIの感想・意見
市長ほか幹部も出席した住民総会では、複数の出席者の話では、市への要望や質問が相次ぎ、団体に対する不満も出たとのことでありました。また、隊員や住民の話を聞き、地域の閉鎖性を感じたとの記事も出ていました。 11月に別子山支所が主催した集会では、子供を連れてきていること自体が地域貢献なので、地域活動はしなくてよいや、募集時に定めているので定められた地域活動をやってもらうべきといった地域おこし協力隊の地域活動の在り方について、賛成、反対双方の立場から意見がございました。また、地域を維持していくためには、地域おこし協力隊は必要であるとの意見が大半を占め、隊員の活動しやすい環境づくりについて、市へのサポート体制の強化などについても御意見をいただきました。 地域の維持とは、山林の下草刈りや、清掃活動ではないのか?
子供を連れてきていることが地域貢献なので地域活動をしなくてよいとは、あまりにも協力隊制度を知らない人の偏見意見を述べるのは、おかしい。
1 住民総会ではどのような意見が出されて、市としては、今後、どのように対応されるつもりなのですか。 隊員の活動しやすい環境づくりやサポート体制の強化事態が間違っていたから、このようになった結果。
このような意見も踏まえ、協力隊員の活動が特定の団体や住民によって左右されることがないよう、支所が指示することを地域住民にも周知いたしました。 支所が指示することで地域おこし協力隊が定住につながりやすいとは考えられない。
何故なら移住者である都会の人の自由な発想により、退任後にも収入を得られる仕組み=稼ぐことを行政が指示出来るとは、考えにくいため。
現在、地域活動の取扱いを多くの地域住民が参加する活動と改め、隊員にはこうした地域活動には積極的に参加するよう指導しているところでございます。 多くの地域住民が参加する活動と改めとあるが、facebookに投稿されているのは、地域おこし協力隊の家庭菜園レベルの畑仕事が多く、これで退任後に農業で食べていけるのか私は見通しが暗いと判断する。
着任後の活動のミスマッチを防ぐため、募集時においては、これまで以上に活動内容、特に地域活動においては詳細に説明することといたしております。

2023年7月末現在まで新居浜市ホームページを見ると地域おこし協力隊募集はされていない。
また、問題となった協力隊員の履歴と、地域おこし協力隊要項は、市のホームページから削除されている。

また活動内容にミスマッチが起きてもよいように、事務評価表のように都合よく曖昧に書かれているように感じる。

2 今回のような騒動となった根本的な問題はどこにあると認識しておりますか 今回の問題につきましては、住民間における地域活動への認識の差異が火種となり、地域おこし協力隊の活動への認識に大きな隔たりができたことが問題でないかと考えております。

面接時、入隊してからも、行政がしっかりと双方をつながなかったことが問題だと認めていないように感じる。

田舎に暮らして日常でどこにでもある地域活動を協力隊業務だと認識させたことが間違い。

3 別子山地区では定住、定着につながっていますか。 着任した協力隊員は11名でございまして、現在の隊員3名を除く8名につきましては、市内定住者が5名で、うち別子山地域内定住者が2名でございます。 別子山への定住率25%。なのに稼ぐことをせず、家庭菜園程度で、行政が地域活動と認めているのが不思議。
4 これまで赴任した協力隊の人数と定住、定着した人数はどのようになっていますか。 この2名につきましては、退任後、地域内で就職をいたしております。 どのような就職先なのか、不明。個人情報の壁なのか・・・
5 その結果についてはどのように分析しておられますか 協力隊員が地域内で定住できるかどうかは、退任後も就労により一定の収入を得られるかどうかが重要であると考えております。

総務省から頂いた補助金事業「別子山未来プロジェクト」について具体的な対策がまるでない。
団体では、サトウカエデ、朝鮮人参栽培、姫っこ地鶏の3本立てで一定した収入が得られるようなことを分析し、支援が必要ならばそれに対して取り組みをするべきではないのか?
参考
別子山未来プロジェクト
http://www.ecpr.or.jp/pdf/kyoudoutai1_15/
niihama_besshiyama15.pdf

6 今回のようなトラブルは、新居浜市のイメージの悪化、ブランド力の低下につながってしまうのではと危惧いたしますが、このことについてはどのように考えていますか。 ユーチューブで配信されましたことにより、新居浜市のみならず、愛媛県のイメージの悪化、ブランドの低下につながってしまったと感じておりますが、これを払拭するためには、地元住民と協力隊員が地域の活性化のために共に協力している姿を積極的に情報発信することでイメージを回復することが必要であると考えております。 ここでの問題は、地元住民と協力隊員だけ?行政の対応の悪さがブランド力の低下だということを認めないのは、非常に残念。
7 市との雇用関係があるが、管理が難しい問題、受入れ地域の理解問題、議会も国の事業なので関心が薄かった問題、同時に市の対応にも問題があったのではないかと思います。 議会が関心なかったことを反省するのは、良しとして、行政との雇用でない形、委託契約を行っている市町村も多くある。行政の臨時職員扱いは、例えば、8時半に行政支所の出勤してから現場に行かなければならないとか、現場を優先しないで、行政の決まりきった決まりを守らなければならないケースもあるので、はっきり言ってやりづらい。
8 地元が本当に地域おこし協力隊を受け入れる環境があるのかどうかを含めて、協力隊を継続すべきかどうか、根本的な見直しが必要と思いますが、市の見解をお伺いいたします。 住民集会での住民からの意見にもありましたように、市といたしましても、人口減少、少子高齢化が進む別子山地域では、地域を維持していくために協力隊員の存在は必要であると考えております。
そのため、地域住民、協力隊員の双方が良好な関係性を保ちながら生活できる環境を整えることが重要であり、引き続き協力隊員が地域から愛され、定住、定着に向けた活動ができるよう、これまで以上に支援してまいりたいと考えております。
令和5年度の募集はない。

 

そもそも、地域おこし協力隊の制度を事前に理解していれば、このような間違いは、起こらなかったし、

なぜ別子山にこだわる必要があるのか、彼の中での信念がなく、どこでもよいから、採用されればという

甘い気持ちで応募すると、このような地域と地域おこし協力隊のズレが起きるのは、当然である。

また、そもそもの地域おこし協力隊制度においても、

当然、ここまでの流れで、地域おこし協力隊の予算は、国の特別地方交付税だけで行うのか、

市町村単位のプラスの予算を使うのかも市議会で承認を得なければならないことであるから、

市議会が、地域おこし協力隊をしっかりと疑問をもっていれば、チェックは出来たはずである。

別子山においては、これまで8名の地域おこし協力隊が携わり、

2名しか地域に残っていないことを問題視してこなかったというのは、市議会と行政が、

反省するべきである。

市議会も行政も自分たちが悪いとは考えず、

受入れ団体と地域おこし協力隊の考え方のズレだけで問題を片づけてしまうことは、

センスのない古い体質の市議会と行政団体であり、今治市に限らず日本全国の過疎化の地方は、

このような考え方が主流だと私は考える。

故に、今回の別子山での問題は、別子山だけのことではなく、富山県内の行政団体でもいえることであり、

富山県や新居浜市に限らず他の市町村においても、田舎のプリンスでなりたっている市町村職員が、

適当な猿真似で、なあなあに流されて予算消化だけを考えているところは、少なくない。

私自身365日リアルな農村体験を受け入れして、都会人の見定める機会を提供している。

だから、リアルな農村体験でたいていの人は、移住に対して躊躇するか、将来にそなえて地道に自らの経験値を上げていく。

NOMACHIでは、365日農村体験を行って、年700名ほど関わっています。興味ある方是非ご連絡ください。

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