押し植え・除草剤 【米づくりの手順】

     

 補植(富山では、『押し植え』

 田植機で植えた後、苗が植わっていなかったり、機械が踏んでしまったりして稲の苗がなくなってしまうところがある。

 植わっていない箇所を1つ1つ人力で補植(押し植え)する作業がある。富山では、補植のことを

 『押し植え』 

と呼んでいる。

 氷見の圃場は、粘土質であり、近年機械化により耕起が深くなった影響で、膝よりも深くぬかるむ場所もあり、

大変な重労働な作業で、腰回りに捕植用の苗を5kgほどつけているので、負荷がかかり

しかも中腰前かがみの低姿勢で、1日やっているとさすがに腰が痛くなってくる。

 

  除草剤  

 稲を作る上で、ノビエ、ホタルイなどの雑草が発生する。  

雑草は、稲の養分や光を横取りして、稲の育成を妨げ、収量を低下させてしまう。

そのために、慣行農法では、除草剤を利用する。 除草  

 

平成29年に使用した除草剤 シリウスエグザ 1kg粒剤

除草剤は、3~4年毎に変えて行くらしい。

ちなみに脇之谷内では、昨年使用したウィナーの効きが全体的に悪かったので、 シリウスエグザに変更した。

170519_除草剤 (1)圧縮

シリウスエグザ1kg粒剤

1反あたり1kgを散布 圃場に併せて、しっかりと計量 170519_除草剤 (2)圧縮  

平成28年度 使った除草剤 ウィナー 160516_除草剤 (1)

 

脇之谷内営農が今年度使用した除草剤 ウィナー1キロ流剤

160516_除草剤 (5)

除草剤の中身

160516_除草剤 (3)

背負い動力散布機で散布状況

160516_除草剤

散布した後の水田

この粒剤が、溶けて土の上に雑草の生長点を抑制する。 上記画像の通り、稲の生長点とは、異なるため、稲だけが成長する。

160516_補植 (6)圧縮補植(押し植え)作業(平成27年の画像)

今年も押し植え作業は、行いました。今年は、1人で9反の田んぼの押植え

近年、高齢化で、押し植え作業をされる方が少なくなっています。

実際に1反あたり、全部を廻ると1日程度かかります。

特別栽培米の農薬

特別栽培米も、押し植えは行いますが、押し植え後の除草剤は行いません。

雑草が生えた場合は、その都度、田んぼに入って手作業で取り除いています。

 

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