2017/07/16
 皆さんRESASって知っていますか?
 経済産業省が内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)と連携し、2015年4月からインターネット上で国が管理するビッグデータを提供するシステムです。
 
例えば、氷見駅周辺のお寿司屋さんを出店したい場合
1.現状どこにどんなライバル店があるか調査
皆さんRESASって知っていますか?
 経済産業省が内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)と連携し、2015年4月からインターネット上で国が管理するビッグデータを提供するシステムです。
 
例えば、氷見駅周辺のお寿司屋さんを出店したい場合
1.現状どこにどんなライバル店があるか調査
 
 トップページ>まちづくりマップ>事業所立地動向 と選択肢
右側のチェックボックスから、
富山県-氷見市_2016年_宿泊業、飲食サービス業_飲食店_すし店
と検索すれば、表記のようなデータが表示されます。
 
2.氷見駅・番屋街・魚々座周辺の人口調査
トップページ>まちづくりマップ>流動人口メッシュ と選択肢
右側のチェックボックスから、
富山県-氷見市_2015年_5月_12時_平日の動向を表示する_地域選択_グラフを表示
トップページ>まちづくりマップ>事業所立地動向 と選択肢
右側のチェックボックスから、
富山県-氷見市_2016年_宿泊業、飲食サービス業_飲食店_すし店
と検索すれば、表記のようなデータが表示されます。
 
2.氷見駅・番屋街・魚々座周辺の人口調査
トップページ>まちづくりマップ>流動人口メッシュ と選択肢
右側のチェックボックスから、
富山県-氷見市_2015年_5月_12時_平日の動向を表示する_地域選択_グラフを表示
 番屋街が、氷見駅や魚々座・氷見漁港を抜いて人口が多くなっているのが解ります。
冬のブリと夏休みに人口が多いのが解りますが、番屋街から魚々座への観光の同線が出来ていないことも顕著に解ります。
番屋街が、氷見駅や魚々座・氷見漁港を抜いて人口が多くなっているのが解ります。
冬のブリと夏休みに人口が多いのが解りますが、番屋街から魚々座への観光の同線が出来ていないことも顕著に解ります。
 
3.他地域との流動人口を比較
番屋街に人が多いように思えまうが、富山市や金沢市と比較してみると・・・ 水色の富山市総曲輪は、平均8万人/月の人口があり、金沢駅周辺では、16万人/月もの人口がある。
2015年3月に北陸新幹線が開業し、金沢駅では、2万人/月ほど人口が上昇しているが、富山市、氷見市においては、北陸新幹線の恩恵があまり感じられない。
 
さらに、2015年5月の流動人口で比較すると
水色の富山市総曲輪は、平均8万人/月の人口があり、金沢駅周辺では、16万人/月もの人口がある。
2015年3月に北陸新幹線が開業し、金沢駅では、2万人/月ほど人口が上昇しているが、富山市、氷見市においては、北陸新幹線の恩恵があまり感じられない。
 
さらに、2015年5月の流動人口で比較すると
 
 夜間の最小流動人口を居住者と仮定し、昼間の最大人口との比較をすると
夜間の最小流動人口を居住者と仮定し、昼間の最大人口との比較をすると
| 項目 | 金沢 | 富山 | 番屋街 | 
| A:昼間最大人口 | 28600人 | 11100人 | 1300人 | 
| B:夜間最小人口 | 7700人 | 3800人 | 100人 | 
| A/B | 3.7倍 | 2.9倍 | 13倍 | 
 ひみ番屋街の魅力金沢市内の観光地には敵わないが、富山県内では、黒部ダムについで2番目
立山よりも人の賑わいがあるのが判明。
番屋街で2年間私自身が焼き芋販売を行っていて賑わいがあるのかを調査した。
その結果判明したのが、ひみ番屋街
滞在時間が短い!
観光客にリサーチすると、次の目的地能登や金沢に行くためのトイレ休憩だけに使われている数字が多かった。
氷見で飲食店を開業するには、上記の通り滞在時間が少なく本当に難しい。
観光客・消費者の心を掴むような仕組みづくり・仕掛けづくりが出来ればチャンスは広がる。
氷見市観光関係は、まだまだ宿の賑わい(夜に宿に訪れ、朝お帰りの1泊2日型旅行)を重視している。
地域に滞在時間を長くし、観光客が観光業以外の人々と触れ合う着地型観光(エコツーリズム)の仕組みを作れ切れていない。
 
インバウンド(海外からの観光客)に関しても、日本全体で、2000万人の人が訪れているが、富山県に訪れている外国人観光客数は、
 
ひみ番屋街の魅力金沢市内の観光地には敵わないが、富山県内では、黒部ダムについで2番目
立山よりも人の賑わいがあるのが判明。
番屋街で2年間私自身が焼き芋販売を行っていて賑わいがあるのかを調査した。
その結果判明したのが、ひみ番屋街
滞在時間が短い!
観光客にリサーチすると、次の目的地能登や金沢に行くためのトイレ休憩だけに使われている数字が多かった。
氷見で飲食店を開業するには、上記の通り滞在時間が少なく本当に難しい。
観光客・消費者の心を掴むような仕組みづくり・仕掛けづくりが出来ればチャンスは広がる。
氷見市観光関係は、まだまだ宿の賑わい(夜に宿に訪れ、朝お帰りの1泊2日型旅行)を重視している。
地域に滞在時間を長くし、観光客が観光業以外の人々と触れ合う着地型観光(エコツーリズム)の仕組みを作れ切れていない。
 
インバウンド(海外からの観光客)に関しても、日本全体で、2000万人の人が訪れているが、富山県に訪れている外国人観光客数は、
 
訪日外国人の各県における滞在人数
関東、関西、北海道には、多くの人々が訪れているが、富山県は、まったく呼び込めていない。 氷見の里山は、日本の農山村の原風景が色濃く残っている。これは、東京や関西にも勝てる観光資源である。この観光資源を着地型観光(エコツーリズム)として活用出来るように私は作っていきたい。 氷見市地域おこし協力隊になって、これまで氷見市の人々と一緒になって25本の都市農村交流体験イベントを企画実行してきた。 これからも、さらに磨きをかけて、着地型観光で市内が賑やかになる仕組み・仕掛け作りを築き上げて行きたい。 県内での比較もよいが、他県との比較、特に石川県と比較すると富山県がまだまだ劣っているように感じる。また、ひみ番屋街での観光客の多さは、県内でも有数の場所であり、今後の氷見市活性化の参考にしていきたい。 最後に 
氷見市の人口推移
23年後2040年には、氷見市の人口は、3万人 今より1万7千人も減少し、2人に1人は高齢者という事体になる。
是非、皆さんもRESASで地域の実態を調べてみてはどうでしょうか? 
            