家庭菜園から小規模での蕎麦の栽培・収獲

     
日本の中山間地域では、減反政策の1つとして、田んぼの圃場を蕎麦や大豆に転地されている。 脇之谷内でも、過去の田んぼだったところで、蕎麦栽培が行われている。   【栽培前の準備】 7月下旬から8月上旬、播種前、圃場の草刈り、荒起こしを行う。   【播種】 蕎麦は、8月上旬に播種 播種前に、15センチほど、トラクターで起耕させる。 氷見の圃場は、粘土質で水分を含みやすいので、6~8m程度に1か所程度、溝を切り、圃場の水切りを行う。 播種方法は、動力散布機で、均一になるように播種。 1反当たり5kgの種を散布して行った。

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【栽培管理】

収穫まで肥料や農薬は、行わない。

管理は、周囲の草刈り。

氷見の中山間地域では、イノシシによる畑の被害がひどく、脇之谷内営農では、昨年収獲前日に電気柵を外した途端にイノシシに入られ被害にあった。

【収獲】

大規模圃場では、コンバインによって収獲が出来るが、脇之谷内では、手作業で鎌で刈り取る。

この日の収獲は、営農の有志総出で行った。

1束程度になったら、藁でくくる。

あとで、コンバインで、実と茎を選別するので、はさ掛けのような固縛はしなくてもよい。

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そば収穫の様子

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刈り取った蕎麦を藁で固縛

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脇之谷内営農の皆さん いつも仲良しで、刈り取り作業中も会話をしながら手が動く

ハトムギ茶で一服しながら、蕎麦の今後の予定を語らう

脇之谷内地域では、自分たちが収穫した蕎麦を2月頃に蕎麦のふるまうイベントがある。

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蕎麦の実

 この後、営農組合の倉庫で、蕎麦の実を送風乾燥を行う

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