集客力を高める3つの鍵/停滞した里親支援施策から集客=関心度の意識改革

     

氷見市を始め富山県内の市町村の職員が、本当に地域のことを考えて、他人事ではなく、

自分事として、意識改革を願いたくこの投稿をします

その1つが高い集客力をつくるためには、どうするのか?

SNS(facebookやインスタグラム、ツイッター)での情報発信をすれば集客が出来ると

SNSでの情報発信を継続的にしたことのない人々に耳を傾け、世間で言われていることを

鵜呑みにしてしまったり、行政広報だけに頼りっぱなしでは、集客に失敗する危険性があり、

事実氷見市では、市広報や地域の長とつく人々に伝えるだけでは、

下々の人々にまで、情報は降りてこない現象になっている

その1例として、今回廃止された1日里親、外部講師を招いてのセミナーで検証する

 

氷見市頑張れ!その1・他人事な里親制度・行政思考

氷見市では、昨年まで高岡愛育園(何等かの都合で親と一緒に暮らせない子供たちの施設)の子供たちを

夏休みに、受入れを行っていました。

2017年に里親制度について大幅に改定されました。

今まで国の施策では、、集団で集める施設を重要視していましたが、

施設内では、1つの部屋に入居する児童らの人数を減らし、個人空間を広げ、

個々の家庭で大人の愛情をより多く受け入れ児童たちに利益になるような社会環境を

を増やしていこうとしている。

氷見市においても、家庭での愛情を孤児院の子供たちに体験してもらうために夏休み

1日里親体験という素晴らしい事業があった。

しかし、氷見市では、2018年これまで継続してきた夏休み1日だけの里親体験を廃止した。

市からの廃止理由は、

・受け入れる家庭が少なくなった

・社会福祉協議会に啓蒙活動を行ったので、今年は中止

との回答だった。

2017年 一日里親で島尾海岸で海水浴

 

市が今回行った事業は、社会福祉協議会の各地域代表に養育里親の必要性を

説明を行い、新たな里親を増やしていこうという狙いらしい。

社会福祉協議会の各地区からの代表が、説明を聞くことで、地域にも通達があり、

地域全体から、国が定めた里親制度に心打たれる住民が生まれ、

何名かの人々が、里親やってもいいなかって思う人が出てくるという狙い

しかし、市が行った啓蒙活動が、下々である私のところまで下りてくることは、なかった。

市では、啓蒙活動だけで自己満足し、啓蒙活動が末端市民にまでいきわたらないのは、

地域の責任であり、自分たち行政職員にミスはないと感じているように感じる

もし、末端にまで里親制度の改定や啓蒙活動が知れ渡っていれば

今年の夏の里親体験は、

里親として受け入れたい希望者続出

になっていたのではないだろうか?

だから、あえて言う。人の集まらない・関心を向ける方向性を間違っていないか氷見市の行政職員!?

これは、1社会福祉課に限らず市職員全体に言える事

確かに全く知らない人を受け入れるのというのは、労力が必要だ

けど、少子高齢・人口減少 が酷く、

街中でも中山間地域でも高齢化率(65歳以上の人口比率)が40%後半代、

場所によっては、50%の限界集落が多数あり

危機的に感じ、都会から人を受け入れようとする施策があるにも関わらず

たかだか1日家庭愛情を築く機会を作られないってどういうこと?

 

私たちは、2年間この活動に参加しているが、

毎年子供たちからのお礼の手紙を頂き子供たちもとても楽しみにしていた

また、脇之谷内地域でも2年前は、まだ慣れていなかったが、

1年前には、施設の子供たちも地域の人々とふれ合うことが出来

新しい人を受け入れるという気風が徐々に広がろうとしていた

しかし、今回・市の集客(受入れ里親を確保)が出来ないという

大人(市)の都合には、他人事のように扱われ、

かわりに啓蒙活動で、事業を遂行しているという発想にがっかりした

 

 

氷見市頑張れ!その2・参加者不在な地域活性化講座

上記1日里親の事業にかかわらず、他の課においての勉強会やセミナーについても

低い参加率が目に突き出している。

例えば、氷見市では、地域活性化のために

おらっちゃ創生支援事業(助成金30万円から50万円)という制度があり

その啓蒙活動の一環として今年、7月と8月に2回地域活性化講座が開催された。

私自身7月の1回目は、住んでいる仏生寺地区ではなく、昨年まで地域おこし協力隊活動をしていた

速川地区から依頼を受けて参加した。

その時の参加人数は、10名にも満たない現実。

氷見市内に助成金・補助金を活用して地域活動を行っていない地域などありえない。

地区活性化は、地域住民にとって大切で必要なことにも関わらず、

実際に受けてみていい講座であったのに、参加人数10名(実際1回目は、2地域+地域おこし協力隊1名の5名)は、

氷見市民に対して講座があることすら知られていない事実であり、講師にも失礼だと感じた。

そこで、このよう講座があることを情報発信して欲しい

と、1回目の修了時に講師や市担当者に伝え、情報発信すると回答を得た。

2回目は、開催日が解らず欠席しましたが、参加人数は、前回と同じ10名程度。

第1回目の7月に集客を失敗しているのだから、第2回目の8月に何等かの手段をするのかと

期待していたが、残念ながら、何もなかったと判断するし、結果がそうだ。

情報発信をすると言っていたわりには、脇之谷内地区からの情報提供もないし、

地域おこし協力隊の共通メールからの連絡も不在

氷見市では、若い世代や女性が地域の自治事業に参加する率が低い。

情報発信の難しさを本当に理解せず、他人事のように業務を行う市職員。

また、おらっちゃ創生支援事業関連においては、

報告会においても

講師として招いている川北秀人氏(ソシオマネジメント代表)に

「おらっちゃ創生支援事業報告会に、各地区区長だけではなく、

次の世代を担う若者や女性の参加率を増やしてください」

と2度も提言されているのに

行政職員や地区の代表が変わろう・必死になって集客をしないように感じる

すべては、他人事。1担当者に負担があるだけで

講義でメモを取る人もいなければ、講師が言っていることを実際に取り組んで

若い人や女性を連れてこようとする地区全体が必死さが少ない

(久目地区は、若い世代が参加していた)

 

年々参加人数が少なくなっているおらっちゃ創生支援事業 成果報告会

 

高い集客力=意識改革/他人事にせず自分事

彼ら(市職員)の中では、自分たち(市)は、一生懸命仕事していると自己満足で評価するが、

全国各地を回った私から見ると

氷見市に限らず富山県内の行政職員は、単に予算消化・運営だけしかみず、

地域に溶け込む職員の数は、本当に少ない

こんな投稿を平気でかくから、田舎のプリンス王子で育った役所職員から、

陰口をたたかれることも多くある

あまりにも市職員が自己満足すぎて、市民とのずれを市職員に、

「だからプリンスで王子様気取り」と指摘すると

逆切れされる

陰口叩くことよりも、言われることの意味をもっと理解して欲しいと切実に願うが

集客力を意識していない市職員が多くいることにがっかり・頑張れ氷見市役所職員

全市長が市職員の意識改革を行っていたが、そこから市職員の積極的な参加が

次第に遠のいていったとある地域住民が話したことを思い出す

けど、そんな職員がいる中でも一生懸命動いている行政職員とは、理解しあっている

(数はすくない・・・・・)

 

市職員が、本当に一生懸命地域の裏方になって動けば、

きっと地域も動きだす

氷見市は、人口減少が加速的に進んでいる市である

地域のボス猿や、行政の上から目線の決まり事ばかりにうんざりしている

市の若者・女性の中には、出来れば氷見市から出たいと口にする

しかし、そんな若者や女性が活動するには、

地域のボス猿のダメだし・他からの足の引っ張り合い・行政の他人事としての粗末な扱い

に心折れたり、折れそうになりながら活動にされている人々を何人もしっている

だから、

まずは、職員の集客の意識改革を是非してほしい

集客は、本当に難しいが大事!

 

PDCAサイクル

若い市民や女性が、市の施策や政策に興味をしめせば、おのずと市の活動に参加するだろう

しかし、市の行事イベントへの参加率は、決して高くない=集客出来ていない

集客が出来ない・関心度が低いイベントなら、

PDCAサイクル(Plan;計画→Do;実行→Check;評価→Act;改善)を回して、更なる集客をするために努力して欲しい

特に行政職員は、自分たちが行ったイベントでのC;評価とA;改善がされていないと言われていることが多くきかれる。

SNS・市広報での集客

行政は、まず市広報で情報発信を行う。しかし今どきの若者は、市広報を読む人が少なく、

60歳以上の家長が読んで、他の家族まで見ていない場合がある。

若者に対しての情報発信と位置づけ、インスタグラムやfacebookに溺れる場合があるが、

その仕組みを理解せず広告を行っても、人は集まらないし、

本当に欲しい人には、情報は届かない

 

障害・伸びない県民性

本当に面白い・質の高いイベントならお金を払ってでも参加したい

しかし、お金を払うイベントどころか、

無料や安価な参加費だけでかろうじて参加してもらうようなイベントや事業が多すぎる

富山県内では、まだまだ行政依存・無償ボランティアが根強く

お金を稼ぐことにおっくうになっている県民性がある

私自身、地域活性化のためにイベントを赤字ではなく、黒字ギリギリで運営すれば、

「お前のやっていることは営利目的だ!」とののしるボス猿もいる

そんなボス猿から守ってくれる地域住民支援も多いから活動出来ている(感謝)

私自身都市農村交流イベントを10年以上も続け、ほぼ毎回予定人数を達成しているが、

集客の恐ろしさ・集客するための努力

何より大事だと知っている。

 

3つの集客力の鍵

集客力の3つの鍵として

  • 他人事の意識を変えて、自分事にしよう
  • 失敗してもPDCAを回して次につなげる
  • SNSでの情報発信におごらない

実践を行ってきた自信であり、今回の投稿で伝えられることだと判断し、あえて記述した。

 

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