地域おこし協力隊年収と事業対象(活動)経費合計316万円(自己負担172万円)の内訳(平成29年度・3年目)

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地域おこし協力隊 報酬(年収)・活動経費

平成29年度は、報酬209万5780円
(28年度214万2000円※29年は源泉徴収控除) の他、

事業対象経費(活動経費)180万円
(28年度は、50万円)が支給された。

協力隊は、地域や団体と連携するのが大前提であるが、

将来の定住・起業に向けた資金も事業対象経費として認められている。

平成29年度 私 稲垣信志が使った事業対象経費(活動経費)は、

総額316万円
(28年度118万円)

209万円+180万円-316万円(自己負担172万円含む)=73万円残る計算になった。
(28年度 214万円+50万円-118万円=146万円

年間73万円は、苦しかった。銀行預金切り崩し30年度は、知らぬ間に残高0円(やばい・・・)

 

多くの人々からサポートして頂いているので、なんとか現在は、生計がなりたっている。

事業対象経費(活動経費)の中で、個人負担分としては、イベントでの広告費や備品が含まれる。

 
29年度 28年度
委託費 自己負担 委託費 自己負担金
報償費 20,000 0 5,000 0
旅費 494,067 40,500 50,780 7,000
消耗品費 632,205 164,542 156,792 50,748
燃料費 170,028 92,438 171,725 31,610
食糧費 5,983 9,500 24,757 21,268
印刷製本費 33,635 27,102 37,107 0
修繕費 0 0 0 9,936
通信運搬費 141,397 115,782 14,588 41,976
保険料 76,041 20,005 1,127 0
委託料 124,200 37,506 0 0
使用料 7,700 32,800 14,180 0
賃借料 61,384 5,000 0 0
備品購入費 33,360 938,812 3,100 507,924
負担金等 0 0 20,664 11,726
合計 1,800,000 1,715,187 500,000 682,188

 

 

自己負担で、一番大きい出費は、備品購入。

中古の軽トラック(58万円)を購入した(28年度は、新品の管理機26万円 を購入)

 協力隊活動時代には、リース車として扱えるが、

任期終了後は、購入しなければならないので事前に購入し、

同様に家賃補助も受けず、自宅購入を行った。

自宅購入は、活動経費に含めず(購入費用200万円)

他協力隊は、リース車両60万円(年額)や

家賃60万円(年額)+敷金・礼金等15万円程度

を活動経費から捻出すると、

自動車リース+家賃補助=130万円分

自己の活動範囲が狭くなっている

活動範囲が広がった中で、全国地域リーダー養成塾を受講。

年9回、3泊4日の日程、往復夜行バスで移動・宿泊も7000円以下のビジネスホテル

50歳前のオヤジには、ちょっときつかった。

また、消耗品費で、椎茸の原木を購入出来たのは、非常に助かった。

その他活動経費の用途は、次章で述べる。

なお、地域おこし協力隊は、3年目又は、起業1年目に活動資金として100万円支払われる制度もある。

(IUJターンした人から見たら、怒られそうなくらいに処遇がよい。

だから、地域に対して活動費をもっと活用することを個人的には望む)

ちなみに、29年度他の協力隊員の活動経費で、自己負担10万円も支出していない隊員がほとんど

自己の研修費や書籍購入等に使われている

 

170129_キムチ教室02(108)

キムチ教室でかかる備品等の経費(自己負担 会費等で徴収)

 

協力隊事業対象経費(活動経費)を活用して地域活性化事業

地域おこし協力隊の事業対象経費(活動経費)は、

他の協力隊は否定するが、地域おこし協力隊本人だけに使うためだけではないと私は考えている。

なぜなら、事業対象経費は、地域の人々の税金だから。

ゆえに、事業対象経費の全額ではなくても、一部は地域に恩返しするべきだと思っている。

しかし、協力隊の中では、このように考えるのは異質であり、氷見市地域おこし協力隊の中でも

地域に還元できるような活動経費の使い方をしているのは、私一人だ

私自身、下記のようなイベント体験やパッケージデザイン、地域の農産物販売の燃料代や時間的拘束に充当した

160619_梅イベント(124)圧縮

稲積梅・収獲体験イベント 本イベントで経費のうち、私の事業対象経費の一部を活用させた

 

稲積梅生産組合、速川活性化協議会、脇之谷内里山づくり実行委員会等の
パンプレット・冊子の一部も協力隊活動経費

 

170411_山菜KNB(114)

いきいき直売の店(氷見市) や そよかぜ農産物直売所(富山市・高岡市)
への配達は、活動業務として計上されている。

 本来なら、地域密着型の協力隊員が、地域と仲良くなっていれば、

地域のじいちゃんばあちゃんの作る野菜や加工品を運搬、販売も可能である。

 

 

自分の為にしか使わない活動経費

氷見市の協力隊制度は、ミッション型。

担当者が変わり、地域おこし協力隊隊員が、

地域に根付いた活動を行うことに意識改革を行っているが、強制ではなく助言なので、

協力隊個人の資質によるところが大きく、殆どされていない。

ある協力隊員は、地域の野菜販売を地域側が希望しているにも関わらず、

言い方が優しいせいか、それとも解っていて無視をしているのかわからないが、

行っていない。私からも注意喚起をしたが、馬耳東風・・・

中山間地域での農業の問題の1つは、運搬・販路の確保である。

良いものを作っても運搬・販路が無ければ、収益にはつながらない。

そのことを理解して欲しいし、実際の活動期間である3年間で大いに失敗と経験を積んで欲しいと

切実に2度ほど言っても暖簾に腕押し。(行政にも伝えたが変わっている様子はない)

 冒頭でも述べたが、地域おこし協力隊の事業対象経費は、地域や団体との連携が大事である。

 しかし、ますます氷見市地域おこし協力隊は、市民や議会からは、地域との連携が見えづらく、

自己の将来の定住・起業に向けた経費使われ方が目立つと言われている。

(あくまでも私の意見ではなく、市民の人の意見です)

 本記事を2年にわたって書いたのは、より良い活動経費の使い方を協力隊に望みたい。

しかし、残念なことに、このようなことを書いても協力隊の内部からは、良くは思われないだろう。

なぜなら、2年目の協力隊が赴任した時から地域とのコミュニケーションを大事にしてほしいと

伝えたが、自分たちのやりたいことを優先する空気感がいっぱい。

地域・年配者に交わることをよしと思わない

昨年も記述したが、獅子舞での地域コミュニケーションを記事にした時にも、

獅子舞に参加していない隊員からは、

承認欲求を満たす自慰行為だと書き込みされ罵られた。

(下品なコメントで済みません。大の大人が、他の良い方が無かったのですかね・・・)

彼ら自身、昨年・今年も地域に溶け込めず、もがいているように感じる。

結果2期生の3年間、自己の学生サークルのノリで、終わっているような・・・・

協力隊内部から自慰行為だと罵った記事に興味ある方はこちら

獅子舞練習/地域とのコミュニケーション・問題、課題

/blog/11369

 

 自慰行為だと非難した協力隊員は、農林業はおろか、

自らが暮らす人々との連携について、情報発信(facebookや独自ブログでの発信)がさえておらず、

地域活動に無関心だ。

faceboookの情報発信においても、自分がやったことばかりの記述で、

そこに暮らす地域の人々が主役になって輝いている記事がほとんどない

私が退任してから、

氷見市地域おこし協力隊facebookのビュー数は1000人にも満たない日々が継続されている

氷見市地域おこし協力隊facebookページ
https://www.facebook.com/himiokoshi/

私がいたころには、4000人以上のビューがあった日もあり、興味・関心が高かった。

(地域に溶け込めていないから、地域の輝いている人が見えてこない)

(決して隊員批判ではありません。もし彼らが地域に関心あるのなら、そのような行動、活動を情報発信して欲しい)

 

情報発信されず作りっぱなしの無駄な協力隊地域おこし協力隊の活動ブログは、こちら

氷見市地域おこし協力隊http://himiokoshi.com/

と思ったら、今なぜか町田市のレーザー脱毛のページに?氷見市どうなっているの?(現在確認中)

※28年度は、1期生から2期生1次までは、掲載があるが、2期生2次募集の面々のブログ記事は更新されず、

セキュリティの問題と称して休止中。

WEBプランナーは、氷見市地域おこし協力隊に2名在籍しているのですが・・・。

平成29年度3月定例議会において、当時の担当だった高橋部長は、SNSで協力隊員の活動が解るとおっしゃっていましたが・・・。

部長、箱だけ作って魂いれない氷見市地域おこし協力隊HP、結局税金の無駄使いになっている現実

また、氷見市広報からもいつのまにか協力隊活動枠がなくなっていた。

もう地域おこし協力隊は、地域と共同に活動することを辞め、氷見市にとってお荷物しかないのだろうか・・・

事業対象経費(活動経費)から見える地域との絆

 

地域おこし協力隊が、地域に根付き、

地域住民と一緒に継続的な地域活動を続ければ、その地域から評価を得られるだろう。

市民の皆さまから評価されるような情報発信を行い、

地域おこし協力隊を知らないと言われないような

氷見市のためになる活動・行動を切実に希望する。

 

 また、行政の補助を受けないで移住定住をされてきた人たちは、

地域おこし協力隊のような経費がない中で、活動をしている。

本当に、私たち地域おこし協力隊は、他の移住者に比べ、

環境・資金・人 

に恵まれたことを再認識するべきである。

 私の場合使い過ぎだが、

私たち地域おこし協力隊の事業対象経費(活動経費)の範囲内での活動を限定する枠に拘らず、

将来の起業に向けての事業対象経費(活動経費)であるならば、

個人負担を行っても行動範囲・活動範囲を広げるべきだと私は考えている。

 我が町の地域おこし協力隊の事業対象経費(活動経費)の使い方について興味のある方は、

お近くの市議会議員に尋ねたり、行政に対して情報公開制度で開示されると良いでしょう。

また、地域おこし協力隊の中で、悩んでいる人がいれば、是非私の住む地域にまで足を運んでほしい。

きっと糸口・鍵が見えてきます。また、ミラサポ(中小企業庁)専門家派遣申請をしていただければ、

こちらから無料で支援が可能です。

詳細は、ご連絡願います。

 

昨年の地域おこし協力隊事業対象経費(活動経費)については、こちらから

地域おこし協力隊事業対象(活動)経費118万円(自己負担68万円)の内訳(平成28年度・2年目)

地域おこし協力隊事業対象(活動)経費118万円(自己負担68万円)の内訳(平成28年度・2年目)

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