小規模事業者が事業を行う上での3つのポイント

     

氷見に訪れて5年目

様々な地域と連携、サポートを続け、

市外からの見学や相談も増えてきた

そんな市外からの人々の相談内容や会話の中から、補助金申請について

使い切って満足で、次につながるようなビジョンがないまま

行政の言いなりの活用方法をさてれいる人が多かったので、

取りまとめてみた。

この補助金活用については、順次更新しながらより分かりやすく改定していきたい

天晴自民党

小規模事業者持続化補助金・経営継続補助金

補助金活用3つのポイント

支援・サポート・コンサルティング

 

天晴自民党!?

政治の話は、あまりしたくない

コロナウイルス禍でどの産業も本当に厳しい状況である

そんな現状において、コロナウイルス対策や新規販路開拓、設備投資において

小規模事業者や個人事業主など、小さな事業者に支援対策がある

 

政権与党は、いつも批判されているばかり、野党は上げ足取りに奔放

与党が小さな事業者にも目を向けて行った政策について

野党は、褒めることもしない、こういった補助金や助成金の活用があることを

国民に寄り添った政治思想を掲げている野党が伝えてくれないのにも大人げないと感じるのである。

野党でも、良い物については、褒めることをしてもいいのでは・・・?

だから天晴自民党!?

 

小規模事業者持続化補助金・経営継続補助金

政治の話は置いておいて・・・

飲食業や製造業、農家さんや林業家など、あらゆる職種の小さな事業者さんにぴったりなのが、

経済産業省の

小規模事業者持続化補助金

 

と、

農林水産省の

経営継続補助金

 

どちらも、100万円の支援+コロナ対策枠で50万円の支援がうけられます。

しかし、要綱や要領を読むと、まったく異なったものであるので、

自分には、どちらの補助金が今の自分に適しているのかをしっかりと見極めないとだめです。

起業したての人や自ら誰の支援も受けないで独立して経営している人の中には、

行政からの補助金を嫌う人がいますが、それはそれで立派

ただ私は、行政からの補助金活用は、賛成派です。

なぜなら、下記にも書きますが、自らの事業が

第三者に対して

有意義なもので投資してもいいものなのか、

投資しても無意味な物なかのか

判断を見極めるために補助金申請というプレゼンテーションは最適だと考えているからです。

行政は、中立公平な立場で、提出され事業計画が、

社会のために役にたつのであれば、行政も支援=補助金を支給する

社会のためにならないものであれば、支援をしない=補助金を支給しない

もし、あなたの事業が、行政からの支援が受けられないような事業であるなら、行政よりも品質管理も安全管理も工程管理も厳しい民間企業や民間投資家からの支援は、さらに厳しいでしょう。

ですから、自分の思いを第三者に適切に判断してもらうためにも、行政に限らず、民間の補助金申請についてもチャレンジすることが必要だと考えている。

 

補助金活用の3つのポイント

そんな補助金について、誰もがチャンスあるが、補助金活用するにあたって

書類の書き方

タイミング

適切な運用

の3つのポイントが大事である。

しかし、これらを意識されないで記述し、運用されていないで地域の活性化や小規模事業者が伸びない場合も多くみられる。

書類の書き方

まず第一関門の申請書。

申請書の書き方で、相手に伝えると相手に伝わるに選別されます。

相手に伝えるは、相手には伝わっていない。

自己中心になりがちだ。

(審査)相手に伝わってこそ、初めて採用の可否の審判が下されるのであり、

伝わるような書類を書くのは、慣れていないと意外と難しい。

例えば、文章をだらだら書くのではなく、

数値化や写真などを具体的に添付し、相手にわかりやすいように伝えることが大事だ。

決められた文字数であるなら、インパクトを付けなければならない。

不必要な文章はさけ、コンパクトな箇条下記のようなものが好まれる。

 

タイミング

個人的には、全くゼロからの補助金申請を行うよりも、ある程度自らが個人投資を行い、

その事業の先が見えるようになった時をお勧めします

自ら一度してみると、頭で描いていた計画よりも、いろいろなところで、

設備や予算が増えてくる場合があります

小さな団体が行政の補助金申請を行った場合、行政職員や、税理士さんが

代行して書いている場合もありますが、大きな額で1つか2つのものを購入する場合があり、

残りのものが自費で対応する場合もあるので、気を付けたほうがよい

また、全て代行してしまうと、補助金期間が終了した後、運用しないで放置や

次のステップに行かず、毎回同じことを繰り返して補助金申請を行っている団体もいるのが残念

 

適切な運用

小規模事業者や個人事業主の補助金額は、30万円から100万円ていどのものがよいと考えている。

たかが30万円、されど30万円

要綱や要領をしっかりと読み、支援者の意図と自分たちの活動がマッチングしているのかを見極めることが大事。

マッチングしないまま、こじつけのような事業計画書は、ほころびが出るのでやらないほうがよい。

最後に一番意識しなければならないのは、補助金や助成金で地域循環させること

時折、東京のコンサルタントや広告代理店やメーカーにそっくり、補助金や助成金を支払っているが、

それだと、地域にお金が残らない。

例えば、某市職員は、米作りイベントにおいて、地域の婆ちゃん達と密接な関係ではないので、頼むこともできずにスーパーで安価な漬物を購入。

また、別のイベントでは、警備や誘導業務を地域の人々にお願いせず、行政職員自らが行う。自らが行う事で、休日出勤や代休消化を行う。代休を消化しても年間での勤務日数は変わらず、もっと効果的なものに使える職員の時間を無駄にしてしまう。仮に地域の人々に委託をすることで、地域にお金が入り、地域も喜ぶ。警護や誘導業務を行う前にも後にも地域の人々との打ち合わせも入ってくるので、そこでコミュニケーションも生まれてよりお互いが親密になれるが、このようなことを行政職員が面倒がってやらない傾向にある。

 

優秀な行政職員は、税金を自分たちの地域で4回運用させるようなことを考える

しかし、今の富山県の行政マンで、税を地域の中で、4回運用させることを意識するような人材は不在。

私自身は、採択された補助金で、最低でも3回は、運用するように意識している。

 

 

4回地域内で金銭を運用できるようにするには、かなりのテクニックと計画性が必要。

是非、これを読んだ人には、採択された事業予算で3回、回せるせるような意識をもっていただきたい。

補助事業活用の比較表

通常の活用
(運用を考えない)

より良い活用

(地域での運用を考える)

全般

大きな物を単体で1つか2つ購入で終わる

申請書、報告書が細かくなく書きやすい

行政職員がサポートして書いている場合が多い

地域や団体にあった、小さな事業者に寄り添ったものであり、細かく計上。注意しなければならないのは、あれもこれも手広くせず、小さな事業で1つか2に絞って、多くの人々を巻き込み関連団体を作ったり、自分たちの誇りを作る。

首都圏での民間企業経験者、計理と実働を兼ね備えた人でないとなかなか運用は厳しい

人件費 地域の人々はただ働き イベントや事業に参加くださった人々に謝金の支払い
広告費 縁もゆかりもない広告代理店に依頼し、多額な金額を請求

地元デザイナーと一緒になって事業を推進

補助事業が終わっても絆が残る熱い人を採用

研修費

研修と言う名の慰安旅行や外部講師を招いてもメモも取らない、公聴しておしまい

補助事業が終了しても関係性を構築できるような団体や講師と連携

消耗品

例えば漬物

スーパーで量販された漬物を購入

地域の婆ちゃんたちに依頼し、地域にあった手作りの漬物を購入

外注費

思い付き、他の猿真似の一発屋商品開発。

身内・身近な人にしか広がらない商品開発

自分たちの思いが強すぎて顧客のニーズに合っていない

今まで自分たちが行ってきたものでは設備やコストが膨大になるのを回避し更なるステップアップを行うための委託

新たな販路開拓、顧客・ターゲットをしっかりと見極めてオリジナリティがぶれない。

顧客のニーズに合っている

 

 

 

支援・サポート・コンサルティング

当NOMACHIでは、年に2から4件ほど、小規模事業者や小さな地域活性化団体のサポート支援を行っております。

上記に書いたような意識がまだまだ低く、使っておしまいという感覚が根強く残っている場合も多くあります。

ですから、お金を使いきることより、

お金を地域内でぐるぐる動かし回すことによって、地域経済が循環したり、

お金が地域内で多くの人々の手元で

正直、当方の手持ちが多く、自分の収入にまでいっていません

しかし、支援した団体が、活性化することで、地域が豊かになり、

その実績が数年後に戻ってくると信じています。

過去の補助金支援を活用した団体例

  • NPO法人速川活性化協議会他(2015年から2017年)
  • 脇之谷内里山づくり実行委員会(2016年から現在)
  • 氷見稲積梅生産組合(2017年から2019年)
  • NPO法人氷見なごみの会(2019年から現在)
  • 仏生寺椎茸生産組合(2019年)

どの団体も補助金活用が終わった後でも、今現在も地域活性化にむけて取り組んでいます

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