こだわりの仏生寺椎茸/原木椎茸栽方法

     

椎茸

 

氷見市仏生寺地区脇之谷内は、仏生寺椎茸の産地

 椎茸は、不老長寿の妙薬と言われ、江戸時代の学者 新井 玄圭は、「食物摘要大全」に

「椎茸は、気を益し、飢えず、風邪を治し、血を破る」と書いている。

椎茸の成分は、ビタミンB1、B2、ナノアシン、ビタミンD2、を多く含み、

ミネラルだと、カルシウム、リンを多く含む。

さらに、食物繊維、エリタデニン、レンチナン、インターフェロンなども含む。

肥満、高血圧、糖尿病、動脈硬化などの成人病を予防し、がん細胞の増殖を抑制する働きがあり、

各種ミネラルや食物繊維を含む低カロリーの健康食品であることが明かになっている。

                     「最新シイタケの作り方 日本きのこ研究所」より

 

椎茸栽培方法

仏生寺椎茸は、昔ながらの原木栽培方法で作られている。

 

10月 伐採準備 下草刈り

近年、山の管理がなされていないケースが多く、笹が群生している。

笹や雑木を処理する。

 

 

11月 原木伐採 

原木椎茸栽培は、秋にコナラやクヌギなどの落葉樹を使う。

落葉樹でも、

椎茸は、辺材(しらた)の部分に菌が回るため、心材が多い栗の木は使用しない。。

葉っぱが紅葉する直前の青いうちに伐採し、残った葉が、木の水分をくみ上げる

特に、クヌギは、水の吸水が悪いので、葉が青いうちに伐採を行わなければならない。

 

12月 玉切り・出材

栽培管理しやすい90㎝から120㎝の長さのほだ木をつくる。脇之谷内では、90㎝を推奨。

玉切りしたほだ木は、山から出材し、伏せ込み場所に近い場所まで移動させる。

集材・出材の詳細は、こちら

こだわりの仏生寺椎茸/原木栽培方法(集材・出材)
/blog/15769

 

 

2月~3月 種菌の接種

ほだ木に椎茸菌を打ち込む

縦方向に20㎝、横方向に5㎝間隔で、駒菌を打ち込む

2月~5月 仮伏せ

ほだ木は、直射日光や風を当てないように管理する。

仮伏せ期間は、梅雨前までとする。

 

 

5月~ 周年 本伏せ

風通しのよく、直射日光の当たらない場所で椎茸菌糸をほだ木内に蔓延させる

伏せ込みには、伏せ込み場所にあわせた型を行う

 

植菌された椎茸は、1年間日陰の涼しく、適度に乾燥した場所で菌を増殖させ、

2年目から収穫を行う。

直径15㎝程度のほだ木の場合、3年程度椎茸が採取出来る。

 

浸水

ほだ木に水を浸け、水分や温度刺激を与える。

 

芽出し

ビニールハウス内で、安定した温度の中で、椎茸を派生させる。

 

採取

規格サイズまで大きくなったものを摘み取る

 

仏生寺椎茸

かつては、多くの家で椎茸栽培を行い、出荷していたが、今は、1軒の栽培農家となっている

椎茸栽培農家が無くなった理由は、昭和60年代頃に菌床椎茸の生産が現れ、椎茸価格の下落、

中国産シイタケの輸入による価格の下落などがある。

仏生寺椎茸の特徴は、中肉で味が濃厚である。

この道50年の六田敏夫さんを中心に栽培が行われ、

菌床椎茸と原木椎茸の食べ比べたら、味の違いは、一目瞭然である。

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