2017/11/24
週に1回の地域おこし協力隊活動報告。
地域おこし協力隊は、国の制度で最長3年間の任期。
私は、地域おこし協力隊制度に頼らずその土地土地の地域資源である1次産業を中心に、誰もが田舎で半農半Xを終職として、先人たちの築きあげてきた暮らしを守り未来に繋げられるような仕組みを作っていきたい。 そのために、地域の人々や移住定住希望者、田舎に興味のある人たちのかけ橋になりたい。 本週間活動報告は、その備忘録も兼ねている。最新の氷見市地域おこし協力隊 稲垣信志 の週間活動報告はこちらからクリック願います(●^O^●)
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平成29年11月13日(月)~11月19日(日)の地域おこし協力隊活動
今週は、月曜日から金曜日まで、全国地域リーダー養成塾の先駆的地域視察研修のため、氷見を不在。岡山県、鳥取県の地域活性の先駆的地域を視察研修してきました。 土曜日、日曜日は、視察研修の報告書づくり。 本ページを3年前から振り返ると、昨年は、「地域に残ってくれるのか?」という声が多数聞こえたが、今は「家を購入したこと」、「地域に根付いた継続的な活動が評価されていること」で「地域に残ってくれるのか?」という質問が少なくなった。逆に玄関先には、いろいろな人からのお裾わけが増えている。以上のことから、1年1年で、地域活性化という階段を1段づつ登っていると自分自身でも感じた。先駆的地域づくり現地調査(1日目)岡山県高梁市編 HTTP://WWW.NOMACHI.INFO/BLOG/15559
11月13日(月) 岡山県高梁市吹屋地区吉岡銅山にて
先駆的地域づくり現地調査(2日目)岡山県津山市・西粟倉村編
HTTP://WWW.NOMACHI.INFO/BLOG/1557911月14日(火) 2日目 西粟倉村村落エナジーにて
先駆的地域づくり現地調査(3日目)鳥取県智頭町編+番外【日本きのこセンター】編HTTP://WWW.NOMACHI.INFO/BLOG/15607
11月15日 智頭町にて
先駆的地域づくり現地調査(番外編)【美作市・英田上山棚田団】【井原市・大江まちづくり協議会】/blog/15636
11月16日(木) 英田上山棚田団視察
11月17日(金) 井原市大江まちづくり協議会視察
【所見】
今回中国地方、岡山県・鳥取県を視察して感じたことは、中国地方では、過疎化・少子高齢化が北陸以上に深刻な問題であり、その取組が20年前から行われていること。また、それに伴っての対策や行政と地域の間に入る第三者組織が両方にプラスになるような事業展開をしていることが理解出来た。富山県では、地域と行政の間に入る中間組織がない。これが早急の課題だと感じる。私自身、協力隊退任後、この第三者組織の1輪になれるよう日々精進してゆきたい。
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1年前の活動報告は、これ以降平成28年11月14日(月)~11月20日(日)の地域おこし協力隊活動
速川地区では肉体労働がメインで活動。 退任後、速川地区での農作業だけでは、生活が成り立たない。 起業に向けて、まずは、好意にして頂いている脇之谷内のファン作り、リピーター作りを画策中。ファンが増えることで、お米の販路が徐々に拡大している。消費者と生産者が顔を見える関係づくりの都市農村交流。速川地区に続き脇之谷内でも徐々に実行中。 次に、自らが農家として生産をするために、今年途中で断念した畑の草刈り。この場所に訪れたのは、3カ月ぶり。野菜と畑には、迷惑をかけた。ごめんなさい。※ は、副業や居住地域での奉仕活動等のため、業務時間外
11月16日 大豆はさ掛けの隣で、そばの選別作業
11月17日 日名田のマルチ剥ぎ
粘土質の圃場に、マルチが深く食い込み、撤去するのに半端なく辛い。
11月17日 寺中畑の草刈り
ちょこっとメッセージ
最近、様々な人たちから、
「協力隊の任期終了後、いなくなるの?このまま氷見に定住して欲しい」
と言われることが多くなった。言われる度に、私は、
「来年が正念場。来年は、起業にむけての仕掛け作りをどんどんしていきます。自分一人では出来ないし、地域の皆さまの協力が必要です。
あと、私のように行政の補助・支援がなくても、田舎暮らしで農業・林業で収入がえれれるようなモデルケースを自らで実証しなければならない」
と伝える。皆さんからは、心良く協力するとの声が聞こえる。
協力隊を単なる肉体労働だと考えるだけでは、地域も協力隊自身もプラスにはならない。
双方が、独立するためにするべきものを協力しあって、地域の活性化をはかってこその地域おこし協力隊制度だと思う。
他の地域おこし協力隊の実態は、解らないが、地域の人々から、このような声を聞くことは、素直に自分のしている協力隊としての活動を地域の人々から評価されていると実感して、嬉しいとともに、より多くの人々にも理解されるよう、今後も精進していく所存です。
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2年前の協力隊活動は、これ以降
平成27年11月14日(月)~11月20日(日)の地域おこし協力隊活動
15日の『サツマイモ収穫と新米で食べる田舎のご馳走』のイベントを無事終えることが出来て、気が緩んだのか安堵の疲れなのか、風邪をひいてしまいました。今も鼻水たれながら、ブログづくりしています・・・(・。・;。 11月16・17日(月・火) 休日 友人の訃報 ながたん農援隊のメンバーで氷見市地域おこし協力隊になってからも、いつも影で応援してくださるメンバーの1人が突然の訃報。通夜、告別式に参列し、最後のお別れをしてきました。天国からもきっとこのブログを見ていることでしょう。謹んでご冥福を祈ります。平成25年9月21日の大長谷ファン倶楽部での白木峰散策より
11月18日(水) 芋掘りイベント報告書作成 11月15日(日)に行われた『サツマイモ収穫と新米で食べる田舎のご馳走』の報告書を作成。 午後から、ちびっ子たちとのコミュニケーション&アルバイト 放課後教室に参加。ちびっ子に元気と一緒に風邪を貰ったかも(・。・;11月19日(木) サツマイモ選別・保管
11月3日に収穫した小窪地区のサツマイモの選別、貯蔵するための保管庫へ運搬保管作業を速川地域の皆様と一緒に行いました。速川活性化協議会では、サツマイモのサイズを、SSサイズ 150g以下 Sサイズ 150~200g Mサイズ 200~320g Lサイズ 320~500g LLサイズ 500以上 その他 病害虫や生理障害の品 イノシシ用 端材、損傷の酷い物 の7種類を1本1本丁寧に仕分けしています。
11月20日(金) 休日(風邪で療養) 月曜日から咳が出ていた症状で、ついに鼻水と熱が出て、ダウン。ブログも休止し、ゆっくり1日何もせずに自宅で安静。 11月21日(土) 定住者受入モデル地域支援事業の打ち合わせ 速川地区では、富山県事業『富山県空き家等活用定住・半定住受入支援事業』
が、氷見市で初めて採択(富山県全体では5番目)され、実行委員会会議が開催されました。 速川地区担当の氷見市地域おこし協力隊2名(澤田・稲垣)も委員会メンバーとして、初会合に参加しました。 この事業では、プロジェクトマネージャーとして、氷見市出身 薮中裕美氏(株式会社ランウェイ所属:http://lanway.jp/)を招き、『地域住民が求める定住者・半定住者』というテーマにそって、出席した全員から1人1人の思いを発表しました。様々な意見が出され、薮中氏から次回までに速川地区のホームページの構想を作り込んでくるということで、どのような構想になるのか、今から楽しみです。委員会の様子
11月22日(日) 荒起こし 地域おこし協力隊での活動とは別に、自ら実際に行っている脇之谷内と寺中の畑の荒起こしを行いました。5月の荒起こしは、生産組合の方が起こしてくれましたが、今回は、自分でトラクターを運転しての荒起こし。当初は、自分でトラクターを調達する予定でしたが、なかなか予算内に見合ったトラクターが見つからず途方に暮れていたところを、生産組合のトラクターを使ってもよいとの許可を得られたので、さらに1歩地域に溶け込めることが出来たと思っています。 生産組合からトラクターを使えるようになった経緯を振り返ってみると、- 地域活動に限りなく参加(草刈り、イベント)し、地域貢献を行う
- 自分の畑で野菜を栽培したにより、農作業の意志があるとこをアピール出来た
- 日々、ご近所の老犬を散歩を行い、散歩途中でコミュニケーションが取れた
- 地域で行われている様々な会合に参加(生産組合、老人会、婦人会、壮年会等)
- 常に管理機やトラクターが欲しいと口に出して皆に知れ渡っていた
などの経緯があったから、私自身の見えないところで、どなたかが、貸し出しを許可して頂けるよう働きかけがあったように感じます。逆にいえば、
田舎に来て、田舎に溶け込まず、都会のスタイル(時間の使い方、余暇の過ごし方)を田舎で行うようであれば、地域には溶け込めない
ということです。